警察庁が仮想通貨DASHを本格調査へ!
警察庁が仮想通貨DASH(旧名:ダークコイン)を本格調査に乗り出すことが分かりました。
DASHといえば「匿名性の高さ」が特徴の仮想通貨ですが、送金元アドレスから送金者が特定することが難しいなど、匿名性が非常に高いことから「違法薬物の取引の決済手段」に利用されている可能性が高いと言われています。
2020年の東京オリンピックに向けて、サイバー犯罪対策を強化することから、2018年2月に入り警察庁はダークウェブに関する初の実態調査に乗り出す方針を固めたことを発表していますが、その一環で仮想通貨DASHを本格調査する動きとなっているようです。
※仮想通貨DASHの特徴をもっと詳しく知りたい方は【DASH(ダッシュコイン)とは?特徴と仕組みを徹底解説!】を参考にしてください。
匿名通貨がダークウェブで決済手段として普及
サイバー犯罪が行われているインターネットは、私達が日常で利用・閲覧している「サーフェイスウェブ(一般に閲覧出来るウェブページ)」に対して「ダークウェブ(人目に触れないウェブページ)」と呼ばれています。
この「ダークウェブ」はGoogleやyahooなどの検索エンジンからアクセスすることはできないページになっていることが多く、イギリスのキングストンカレッジの調査によると、ダークウェブのサイトの約57%が違法取引関連とされていて、殺人動画の販売やパスポート売買などが日常的に行われています。
このダークウェブと呼ばれるインターネットの闇に関しては、日本の警察庁も対応に手を焼いていて、これまでは海外の専門捜査機関などに依頼していたようです。
「これまで日本の警察はTorやダークウェブになるとお手上げ状態だった。海外の捜査機関に依頼をして調査をしてもらわないと、何もわからない状態だった」だと話す。
DASH(ダッシュコイン)やMONERO、ZCash(ジーキャッシュ)など匿名通貨に対する警察や政府の動きは、匿名通貨の将来性に大きく影響を与えるでしょう。今後の最新情報に注意が必要です。
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