イーサリアム(ETH)のGAS高騰の原因はEOS(イーオス)コミュニティが関与している可能性
仮想通貨イーサリアム(ETH)ネットワークのGAS(ガス/手数料)が通常時の約6倍の100Gweiに高騰している問題について、EOS(イオス)コミュニティによる攻撃が原因である可能性をイーサリアムワールドニュースが報じています。
分散型アプリケーション(DApps)開発者によると「EOSコミュニティが利用用途のないトークンを大量に新規作成し、イーサリアムのネットワークを攻撃し、GAS(ガス)を高騰させている可能性がある」と指摘しています。
EOSがイーサリアムのGASを高騰させる目的として、「EOS(イオス)は7月6日にプラットフォームを発表していて、イーサリアムネットワークのGASを高騰させることで、EOS(イオス)がイーサリアムより優れていると示す狙いがある」と話しています。
EOSがイーサリアムのGAS高騰を引き起こしてると考えられる理由
今月初旬に約50億トークン生成された「IFishYunYu」という全く機能を持たないERC20トークンが1時間あたり50ETH(約250万)という高額なガスで、24時間以上継続的にFCoinを始めとするいくつかの仮想通貨取引所に送金されています。昨日には同トークンによる取引がイーサリアムネットワークの取引量の約40%に達しています。
また、「IFishYunYu」を保有しているアドレスには、クラウドファンディングでEOSを大量に受信したことがあるアドレスが存在することが発覚しています。また、同アドレスはイーサリアムネットワークの取引量において約20%を占める同じく無機能トークン「Hashcoin」も大量保有していることが分かっています。
また、EOS(イオス)がメインネットを発表する直前まで、イーサリアムのGASは日を追うごとに高騰を続けていました。その後一旦停止し、GASは通常料金に戻っています。しかし、6月25日頃から再度イーサリアムのネットワークの遅延が起き始め、GASが異常上昇が発生しています。
これらの事実は、EOSコミュニティが今回のETHネットワークのGAS高騰に関わっている可能性が高いことを示しています。今後どういった展開が考えられるのか非常に気になります。
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