CFTCがUSDTの疑惑で、BitfinexとTetherを召喚
CFTC(米国商品先物取引委員会)が、Tether(USDT)に関する疑惑の騒動にある、香港を拠点に取引所を運営するBitfinexと、Tetherの発行母体であるTether Limited社を召喚状を送付したことが分かりました。
CFTCが2社を召喚したニュースは、USTDの疑惑に関する論争をますます煽り、ビットコインの価格が1万ドルを下回ることになる可能性があるとされています。
Tether(USDT)に関する疑惑とは?
USDTは、Tether Limitd社によって発行されている「米ドルと価格が連動した仮想通貨」であり、価値の担保はTether Limited社が管理している準備金によって担保されています。
準備金は、20憶ドルとされていますが、実際には存在しないのではないかと一部から指摘されており、またビットコインの不当な価格操作も行われているのではないかという疑惑も上がっています。
さらにTether Limited社の監査法人フリードマンLLCとの関係が打ち切りになったことも噂されており、ますます疑惑は深まっています。
「準備金が実は存在しない」、「ビットコインの価格の不当な釣り上げ」が真実であるとしたら、仮想通貨業界全体に与えるインパクトは計り知れないものになるでしょう。
日付 | ニュース |
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2018/01/30 | CFTCがUSDT疑惑で、BitfinexとTetherに召喚状を送付! |
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2018/06/13 | 「Tetherはビットコイン価格を支えている」テキサス大学の論文が発表! |
2018/06/21 | FSSがTether疑惑に関するレポートを発表!2018年6月1日時点でのUSドルによる裏付けを示す |
2018/06/25 | Tetherが2億5,000万ドル分のUSDTを発行!ビットコインの上昇が起こるという指摘も |
Report: CFTC Sends Subpoenas to Bitfinex, Tether
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