レイ・ダリオ氏「ビットコインの成功とビットコインへの潰しは表裏一体」
世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエイツの創業者レイ・ダリオ氏は、ビットコインが広く受け入れられるようになれば、最終的には規制当局が仮想通貨の管理を行うようになると考えています。ダリオ氏は、NYで開催されたSALT会議で、CNBCの「Squawk Box」に出演したAndrew Ross Sorkin氏に、このように述べました。
「本当に成功すれば、最終的には規制当局が仮想通貨を潰し、潰そうとするだろうと思います。彼らには殺す方法があるので、殺すと思います。」
ダリオ氏によると、ビットコインには本質的な価値がない、つまり主要な価値や客観的な価値がないとのことです。ダリオ氏のポートフォリオは、ビットコインより金が多くなっていますが、ビットコインの億万長者となった多くの投資家は、ビットコインが現金の優れた代替品であると考えています。
「私は、現金の代替品や他の金融資産の代替品など、すべて検討する価値があると考えています。ビットコインに代替品としての性格はあります。私はある程度の金額をビットコインに入れています。」
SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は再び規制を求める
9月14日(火)、SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は、米国上院の銀行委員会でスピーチを行い、仮想通貨業界に対する懸念を改めて表明しました。仮想通貨業界を「ワイルド・ウェスト」と呼び、同業界を監督下に置くべきだと訴えました。
これまでのビットコインの状況に対するゲンスラー氏の判断は、大半が好ましくないものでした。ゲンスラー氏によると、現在、仮想通貨取引所で取引されている仮想通貨のうち、証券に該当しないものは「ごく一部」にすぎないとのことです。
ゲンスラー氏は公聴会で、北米での取引量が最大となっているCoinbaseを標的にしました。先週、Coinbase Global, Inc.のCEOであるブライアン・アームストロング氏は、同社のレンディングサービスに用いられるトークンが証券に分類される理由を提示するよう求めていました。しかし拒否されたため、同氏はSECを「非常に如何わしい」と非難しました。
ゲンスラー氏によると、仮想通貨取引所は「証券に分類されるトークンを何十種類も持っている可能性がある」といいます。
どのような金融資産が証券に該当するかを判断するために最高裁判決で示されたHowey Testという判例があり、投資契約、担保信託預金、預金証書など、さまざまな方法で証券を定義するための枠組みについて判示されています。Coinbaseのレンディングサービスの件でSECが特に問題としているのは、預金証書についてだと思われます。
しかしゲンスラー氏は、仮想通貨に対する厳しい批判にもよらず、仮想通貨について「否定的でもなく、ミニマリストでもない」と強調しています。とはいえ、何百、何千もの既存プロジェクトを証券として扱うことが何を意味するか想像しましょう。言うまでもなく、人員が不足しているSECでは、既に6,000ものプロジェクトが進行中であり、業務の規模が爆発的に増えるのは自明です。
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