ビットコインが急落から回復、一時的に安堵感が訪れる
ここ数週間、信じられないほど変動が激しく、異常に弱気になっていた仮想通貨市場ですが、少なくとも一時的には安堵感を得られたようです。
先週、バイデン大統領のキャピタルゲイン税の発表によりビットコインは大きな打撃を受け、5万ドルの水準を下に突破し、3月以来の低水準まで下落しました。
同時期に発生したトルコからのネガティブな話題と相まって、これらのニュースサイクルによって仮想通貨全体の暴落シナリオが完璧になったと言う声も多く見られました。
しかし今回の底値から急回復し、まだまだ市場は強気相場が続いているように見えます。BTCUSDは月曜日に約15%上昇して54,000ドルに達し、2月以来の上昇幅を見せました。同日CoinDeskが、JPMorganが顧客向けにアクティブ運用のビットコインファンドを準備していると報じたことも大きく影響しているでしょう。
この強気な価格推移にも関わらず、来週に向けてビットコインと仮想通貨市場はまだ危機を脱していないとの見方も多くあります。
欧州銀行系証券会社サクソバンクのチーフインベストメントオフィサーであるSteen Jakobsen氏は、「先週の市場全体での暴落が拡大しなかったため、仮想通貨の強気投資家たちは安堵のため息をついた。しかし、最近の暴落を完全に中和するためには、かなりの壁を乗り越えなければなりません」と述べました。
仮想通貨市場の環境、少なくともビットコインについては、またしても「様子見」の時期に入ったようだと言えそうです。
欧州投資銀行(EIB)がイーサリアムブロックチェーンネットワーク上で「デジタルボンド」の販売を開始する計画
ここ数週間ビットコインは不安定でネガティブな状況が続いていましたが、イーサリアムはその動きを意に介していないようです。
欧州投資銀行(EIB)がイーサリアムブロックチェーンネットワーク上で「デジタルボンド」の販売を開始する計画についてメディアが報じたことで、イーサリアムは過去最高値に跳ね上がりました。
EIBは2年間で1億ユーロのデジタル債券を発行する意向で、ゴールドマン・サックス、バンコ・サンタンデール、ソシエテ・ジェネラルの3社が取引を主導するとの内容で、前日に5%以上の上昇を見せたイーサリアムは、水曜日に2,713.95ドルの史上最高値を記録しました。最終的には1.4%増の2,706.39ドルで取引されています。
あらゆる仮想通貨関連サービスを提供するSFOX社の営業責任者であるダニー・キム氏によると「EIBのデジタルボンド発行に関する報道が "イーサリアムのユースケースがより一般に知られることになり、機関投資家の参入を誘発し、市場のイーサリアムの供給量が減少したことで、価格が上昇した」と語っています。
取引所に置かれているイーサリアムの量は減り続けており、ここ1年で最も低いレベルに達しています。取引所の供給量が減れば、大きな暴落リスクは少なくなります。
他のアセットクラスに比べてボラティリティが高く、市場のセンチメントも変化しやすい仮想通貨市場では常に最新の情報を入手する必要があります。これからもOverbitでは仮想通貨投資家の皆様にとって有益な情報を発信していきます。
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