BOSCH(ボッシュ)が仮想通貨IOTAに巨額投資
ドイツの自動車部品メーカー大手のBOSCH(ロバート・ボッシュ)がグループ会社のベンチャーキャピタルを通じて、仮想通貨IOTA(アイオータ)を大量購入しています。また、このBOSCH(ボッシュ)のIOTA大量購入により、IOTAは12月19日に20%以上の高騰を見せました。
ボッシュはIOTAトークンの取得を通して、BOSCHのグループ会社からホンチュアン・ジャン博士をIOTA基金の委員会に参加させることになっています。
これまでにも富士通やマイクロソフトといった世界的大企業がIOTAと提携を結ぶなどしていて、最近では台北市がIOTAと提携してスマートシティ化を推進するプロジェクトを行なうなどIOTAは注目度を増しています。
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この記事では、BOSCH(ボッシュ)のIOTAへの投資目的やビジョンについて徹底解説していきます。
IOTAの投資目的は「Tangle(タングル)」技術
BOSCH(ボッシュ)がIOTAを大量購入にした目的は「IOTAの持つ根幹技術『Tangle(タングル)技術』」にあると言われています。
「Tangle技術」とは、DAG(有向非循環グラフ)というブロックチェーンの一種で、従来のブロックチェーンとは異なり、取引手数料が掛からないなど「小額決済(マイクロペイメント)」などへの活用が期待されています。また、決済技術の根幹テクノロジーになる可能性も高く富士通やマイクロソフトなどの世界的な大企業も注目している技術です。
BOSCH(ボッシュ)は創業131年の歴史ある企業ですが、会社は古いビジネスモデルに固執してハードウェアから利益を得るよりも、データビジネスに転換していくこと狙っています。ハードウェアビジネスより、将来的に重要になるデータ販売というビジネスは先進的なため、BOSCHはマイクロペイメント(小額決済)やデータ情報を収集する方法として、IOTAに目をつけているのです。
IOTAの特徴をもっと詳しく知りたい方は【IOTA(アイオータ)とは?特徴や仕組み、将来性や今後の価格を徹底解説!】を参考にしてください。
BOSCH(ボッシュ)とIOTAで可能になる未来
今後開発予定となっている「自律型自動車(自動運転自動車)」と「IOTA」を組み合わせることで、自動車業界の将来に確実に重要になるデータを収集することが出来るようになります。自走車が高速道路に集まり、燃料を節約しながら、これまでより安全に運転出来るを創出することが出来るかもしれません。
IOTA(アイオータ)の今後
IOT業界は、毎年約28.5%の割合で成長しています。ボストン・コンサルティング・グループは、業界が2020年までに2670億ドルに相当すると予測しています。
IOTAは、電気自動車の充電と駐車に関連するワイヤレスの無償の小額決済などをすでに開始しています。IOTAが今後成長していくIOT業界においてデファクトスタンダードになることができれば、IOTAの今後の価格は非常に上がっていくことでしょう。
当サイトでも注目のIOTA(アイオータ)の購入におすすめの取引所は【IOTA(アイオータ)のおすすめ取引所ランキング!買い方や購入方法を徹底解説!】を参考にしてください。
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