仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)がクレジットカードでの購入を一時停止!
テックビューロ株式会社が運営するZaif(ザイフ)はクレジットカードでの仮想通貨の購入を一時停止することを発表しました。クレジットカードでの仮想通貨購入を停止した理由として「クレジットカード会社から要請があったため」としています。
2月に入って、大手銀行グループが揃って「クレジットカードでの仮想通貨購入を禁止する方針」を表明しています。2月初旬には、アメリカの大手銀行JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BoA)、シティグループ(citi)が揃って仮想通貨の購入に自社クレジットカードを利用することを禁止する方針を発表しました。
さらに、数日後にはアメリカの大手銀行に追従するようにイギリスの大手銀行ロイズ・バンキング・グループも仮想通貨購入に自社クレジットカードを利用することを禁止を発表しています。
クレジットカード決済を禁止する背景
クレジットカードでの仮想通貨購入を禁止する方針を表明している背景としては、1月の「仮想通貨全体の価格暴落」が原因となっていて、クレジットカードを利用して購入した仮想通貨が暴落するなどした場合に、「支払いが行えないリスク」を回避する目的だと言われています。
実際に、JPモルガン・チェースの広報は、禁止の理由を仮想通貨取引に関連するボラティリティの高さや信用リスクの影響を回避するためと述べています。
現時点では、仮想通貨取引に関連するボラティリティや信用リスクの影響を回避するため、クレジットカードによる購入は処理しない。
ちなみに、当サイトはクレジットカードを利用した仮想通貨購入は「手数料が高いことから非推奨」としてきましたが、「仮想通貨を所有する人の約20%がクレジットカードもしくは信用取引により仮想通貨を購入したこと」をアメリカの仮想通貨メディア「coindesk(コインデスク)」が明らかにしています。
また、「coindesk(コインデスク)」のリサーチでは、クレジットカードもしくは信用取引により仮想通貨を購入した人のうち、47.6%が借金を返済できていないとしています。こういった信用リスクを評価しての意思決定ということが分かります。
また、クレジットカードで仮想通貨を購入するメリットやデメリットについては、【ビットコインのクレジットカードでの購入方法、買い方、手数料、メリット・デメリット】も参考にしてください。