GMOコインとDMMビットコインは、いずれも国内を代表する大手の仮想通貨取引所です。どちらの取引所も、投資のベテランから初心者まで多くのユーザーが利用しています。
ただし、取扱通貨や手数料、機能などの特徴がそれぞれ異なる点があるので、どちらかで口座開設を考えている場合には特徴の比較が大切です。
この記事では、GMOコインとDMMビットコインの特徴の違いについて徹底解説します。
GMOコインの特徴は?
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社が運営する国内大手の仮想通貨取引所です。
GMOグループには、GMOクリック証券などの金融サービスを提供している会社があり、豊富な金融サービスのノウハウがGMOコインの運営に活かされています。
2Wayプライスの販売所で15種類の通貨を取り扱っており、日本円の出金手数料は無料になっています。
DMMビットコインの特徴は?
DMMビットコインは、株式会社DMM.comのグループ会社が運営する国内大手の仮想通貨取引所です。
GMOコインと同様にDMM.comにも豊富な金融サービスのノウハウがあるため、DMMビットコインの運営にノウハウが活かされています。
2Way方式の販売所に特化しており、レバレッジ取引と現物取引を提供しています。レバレッジ取引できる通貨は12種類、現物取引できる通貨は6種類です。
GMOコインとDMMビットコインの特徴を徹底比較!
ここではGMOコインとDMMビットコインの以下の特徴について徹底比較します。
取扱通貨は?
取扱通貨は、GMOコインが15種類でDMMビットコインが12種類(現物取引は6種類)となっています。
GMOコイン | DMMビットコイン | |
取扱通貨 | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・リップル(XRP) ・ネム(XEM) ・ライトコイン(LTC) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・ステラルーメン(XLM) ・クアンタム(QTUM) ・エンジンコイン(ENJ) ・テゾス(XTZ) ・オーエムジー(OMG) ・ポルカドット(DOT) ・コスモス(ATOM) ・シンボル(XYM) | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・リップル(XRP) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・イーサリアムクラシック(ETC) ・ライトコイン(LTC) ・モナコイン(MONA) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・ステラルーメン(XLM) ・クアンタム(QTUM) ・オーエムジー(OMG) |
手数料は?
それぞれの取引所の各種手数料は以下のようになっています。
GMOコイン | DMMビットコイン | |
ロスカット手数料 | 無料 | 無料 |
法定通貨出金手数料 | 無料(最低金額1万円) | 無料 |
仮想通貨出金手数料 | 無料(マイナーに払う手数料は利用者負担) 1日当たり BTC:0.02〜10BTC ETH:0.1〜20ETH XRP:50〜20000XRP LTC:0.1〜60LTC | 無料(マイナーに払う手数料は利用者負担) BTC:0.001BTC〜10BTC ETH:0.01ETH〜200ETH XRP:10XRP〜200,000XRP |
レバレッジ取引は?
レバレッジ取引できる通貨は、GMOコインが10種類、DMMビットコインが12種類となっています。レバレッジ倍率はどちらの取引所も2倍です。
GMOコイン | DMMビットコイン | |
取扱通貨 | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・リップル(XRP) ・ネム(XEM) ・ステラルーメン(XLM) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・テゾス(XTZ) ・ライトコイン(LTC) ・オーエムジー(OMG) | ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・リップル(XRP) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・ネム(XEM) ・イーサリアムクラシック(ETC) ・ライトコイン(LTC) ・モナコイン(MONA) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・ステラルーメン(XLM) ・クアンタム(QTUM) ・オーエムジー(OMG) |
レバレッジ倍率 | 2倍 | 2倍 |
GMOコインとDMMビットコインの共通点は?
GMOコインとDMMビットコインの共通点は、どちらの取引所もレバレッジ取引を行える点となっています。
GMOコインでレバレッジ取引に対応しているのは、暗号資産FXと取引所取引です。
その一方で、DMMビットコインはレバレッジ取引に特化した取引所となっています。
それぞれのレバレッジ取引の特徴について解説します。
GMOコインのレバレッジ取引の特徴は?
ビットコイン(BTC)や代表的なアルトコインを含む10種類の通貨を、暗号資産FXでレバレッジ取引ができます。レバレッジ取引の倍率は2倍です。
暗号資産FXでは2Wayプライスを採用しており、非常にシンプルな価格表示でわかりやすい取引画面になっています。複合注文は(IFD、OCO、IFD-OCO)の3種類があり、相場の急変に備えた取引にも活用できます。
また、「相場が下落することを予想して高値で売り注文を出しておいて安値になったら買い戻す」といった、下落相場でも利益を狙える取引が可能です。
スマートフォンアプリの「GMOコイン 暗号資産ウォレット」は、1タップで即時注文できる機能と価格が大きく変動するとプッシュ通知が配信される機能を搭載しています。
DMMビットコインのレバレッジ取引の特徴は?
DMMビットコインはレバレッジ取引に特化しており、12種類の通貨の取引ができます。「差金決済」と呼ばれる仕組みになっていて、実際に仮想通貨の受け渡しは行われません。最小取引単位は数百円です。
差金決済とは仮想通貨を買う時は投資額全額の支払いが不要で、その後値上がりした際に決済をすることでその差額のみを日本円で受け渡しする決済です。
また、現物の仮想通貨を保有したまま、ビットコインやアルトコインへの投資ができるため、節税効果も期待できます。
レバレッジ取引を上手に活用することで、価格の上昇や下落局面のどちらでも利益を得ることができ、現物取引で購入した仮想通貨の値下がりをヘッジすることが可能です。
GMOコインとDMMビットコインのスプレッドの特徴は?
スプレッドとは購入価格と売却価格の差額のことです。一般的に、ビットコインのように流動性が高くて取引量が多い通貨はスプレッドが狭く、流動性が低くて取引量が少ない通貨はスプレッドが広くなる傾向があります。
仮想通貨の初心者は、価格が安定していてスプレッドが狭いビットコインで取引を始めるのがよいでしょう。
GMOコインとDMMビットコインのスプレッドを比較すると、DMMビットコインの方がスプレッドが狭くなっています。
また、DMMビットコインはBitMatch機能により、従来広くなってしまいがちな販売所のスプレッドを気にすることなく取引が可能です。
毎日複数回取引を行う方はスプレッドで発生する実質的な手数料がかさんでしまうため、スプレッドが低いDMMビットコインを検討すると良いでしょう。
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まとめ
この記事では、GMOコインとDMMビットコインの特徴の違いについて徹底解説しました。どちらの取引所もグループ会社の豊富な金融ノウハウが運営に活用されているのが特徴です。
取扱通貨はGMOコインの方がDMMビットコインよりも多く、DMMビットコインはレバレッジ取引に特化しているという特徴があります。
どちらの取引所も、投資のベテランから初心者まで多くのユーザーが利用しています。この記事を参考にして、自分にあった取引所を選んでまずは口座を開設してみてはいかがでしょうか。
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