インド最大の取引所の1つZebpayがマルタへ移転!

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インド最大の取引所の1つZebpayがマルタへ移転!

インドでの厳しい規制により、先月閉鎖したインド最大の取引所の1つZebpayがマルタへ拠点を移し、登記上の事務所があることが明らかになりました。

 

Zebpayはシンガポールにもオフィスがあり、同取引所のWEBサイトによると、新しい取引所は以下の約20の国の居住者にサービスを提供するが、インドには提供しないとされています。

ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトヴィア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スロベニア、スウェーデン、マルタ

Zebpayは、500~600万と推定されるインドの仮想通貨投資家の半分のシェアを占めており、同取引所の突然の国外移転は、インド市場に震撼を与えました。

インドの厳しい規制によるZebpayの閉鎖

2018年4月にインド中央銀行(RBI)が、7月以降、銀行が仮想通貨取引所や投資家とビジネス関係を持つことを禁止したため、インドの仮想通貨市場に致命的な打撃を与えました。詳しくは、【インド中央銀行が、金融機関の仮想通貨関連企業との取引禁止へ!】を参考にしてください。

 

2017年11月のピーク時には、取引所は1か月で30万人の新規顧客を獲得していましたが、業界の見積もりよると、2万5,000人以下の獲得に急落しています。

 

こうした背景から、Zebpayは、9月28日に以下のようにブログに投稿し、取引所の活動を停止することを発表していました。

 

「銀行口座が抑制されたことによって、私たちや顧客が有意義にビジネスを処理する能力を損なわせるものでした。現時点で仮想通貨取引所のビジネスを行う合理的な方法を見つけることができないため、取引所の活動を停止します。

 

Zebpayの法定通貨の入出金の停止については、【インド最大手の取引所Zebpayが法定通貨の入出金を一時停止!】を参考にしてください。

 

4月以降、取引所は政府や中央銀行と何度も議論を交わしてきましたが、これまでのところ何の結果も出ていません。また、中央銀行の命令に対する法定闘争は、最高裁判所まで持ち込まれていますが、半年たった今も審議はまだ進行中の状態になっています。

 

今回、インドの大手取引所Zebpayがマルタに拠点を移したように、多くの取引所がオーストラリア、シンガポール、スイス、エストニア、マルタ、ドバイなどの仮想通貨に友好的な国にビジネスの拠点を移すことを検討しています。

 

 One of India’s biggest cryptocurrency exchanges has moved to Malta
参考記事はこちら

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