仮想通貨は株やFXと並ぶメジャーな金融商品になってきました。すでに仮想通貨のトレードを始めている人もいると思いますが、仮想通貨CFDのトレード戦略について考えてみましょう。
長期保有か短期か
トレードをするにあたって、まずは長期保有か短期売買かを決めることになります。長期保有とは一度持ったら年単位の長期間保有し続ける手法であるのに対し、短期売買は数日、あるいは数時間や数分といった短い期間での売買を繰り返すことを言います。
短期売買は上手く行けば短期間で利益を得られますが、初心者にはなかなかハードルが高い。トレードに関する知識と経験がないと、利益ではなく損失が出てしまうことになります。また常にチャートなどで値動きを見る必要がありますし、仮想通貨は株やFXと違い土日でもレートが動きます。
CFDは金利がかかる
初心者には保有したポジションを長期間持ち続ける長期保有の方が負担が軽いのだが、CFDを取引する場合は保有している間に金利を取られる場合が多くあります。ただし買いポジションまたは売りポジションのどちらかで金利をもらえる銘柄もあります。長期保有する前に、自分が保有しようとする銘柄の金利は確認しておきましょう。
市場が拡大する仮想通貨
最近数年で仮想通貨は爆発的に普及し、株やFXと並ぶ金融商品としての地位を確立しました。仮想通貨はかなり値動きが激しいことで知られていますが、値動きが大きいと短期間で利益を得るチャンスがあります。
そして仮想通貨を原資産とするCFD銘柄も増えています。CFDの短期売買をするなら、仮想通貨も銘柄の選択肢の中に入れておきたい。仮想通貨にはいろいろありそれぞれ特徴が違うので、始める前にfx 仮想通貨を解説しているサイトで各通貨について学んでおきましょう。
利食いと損切り
短期売買の手法はいろいろあり、全てを一度に語ることはできません。しかし短期売買における基本として、ポジションを持ったら利食いと損切りを考えなくてはいけません。利食いとは利益が出た自分のポジションを決済して利益を確定させること。損切りはその反対で、損失が出ているポジションを決済して損失を確定させることを意味します。
利食いと損切りが大事なのは、両者のタイミングが分からない、あるいは決めておかないといつまでもズルズルとポジションを持ち続けることになるためです。それでは短期売買ではなく長期保有になります。利食いや損切りのタイミングは、ポジションを持つ前に決めておくのが望ましいです。
慣れてきたらテクニカルを使用
テクニカル指標とは、移動平均線やMACDなど、最近の値動きを基にして独特の式で計算された指標のことをいいます。テクニカル指標は仮想通貨だけではなく、株など他の金融市場でも短期売買を行うトレーダーに利用されています。たくさんあり全て使いこなす必要はありませんが、テクニカル指標を使って自分の売買タイミングを決めているトレーダーは多くいます。