米作家ビープルのNFT作品が約75億円で落札
本日はここ最近デジタル資産の中で最も話題になっているNFTについて焦点を当ててみましょう。
NFTには技術的な専門用語がたくさん使われていますが、簡単に言うと代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのことです。自分だけが所有できるデジタルトレーディングカードのようなものと考えてください。
NFTはここ数ヶ月で爆発的に人気が上昇し、「NBA Top Shot」や「Nifty Gateway」といった消費者向けの製品が脚光を浴びています。これら2社は、シンプルな仮想通貨関連製品を提供し、NBAという国際的に知られているブランドを活用することで、わずか数ヶ月でトップに躍り出ました。
NFTはマニアックな世界のように思われていましたが、世界的に有名な美術品オークションハウスであるクリスティーズが初めてNFTのアート作品を出品すると発表されたことで、NFT業界がさらに注目を浴びました。
今回落札された作品は、米国人アーティストのビープルが制作したもので、「Everydays: The First 5,000 Days」と題された作品です。ビープルが過去15年間、5000日間にわたり1日1作品を制作し続け、それを1つのデジタル作品としてまとめられています。この作品はオークションで約75億円で落札され、ビープルは、作品価値が世界で3番目に高い存命の現代芸術家となりました。
NFTは新しくまだまだ否定的な意見もありますが、この販売規模を過小評価するにはまだ早いでしょう。NFTは始まったばかりですが、ビットコインのような歴史的な成長に後押しされた今週の次の話題にも繋がります。
ビットコインが再び史上最高値を記録
世界最大の仮想通貨であるビットコインは3月13日(土)、6.1万ドルを超える史上最高値を記録しました。ビットコインは決済手段として広く受け入れられていることもあり、今年に入ってから劇的に上昇し従来の資産グループをはるかに上回っています。
ここ数週間、企業は投資家センチメントの高まりを利用し、数億ドルもの資金調達を行っています。
大規模投資とビットコインと言えば、先月テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がビットコインに15億ドルを投資しました。他にも、マイクロストラテジー社CEOのマイケル・セイラー氏やツイッター社CEOジャック・ドーシー氏などの有名人もビットコインを保有しています。
また、ビットコインに投資したいという消費者の需要が高まる中で、今週、米投資銀行のゴールドマン・サックスグループは顧客が安心して投資ができる方法を調査すると発表しました。
世界中からの投資家やサポートが増えるなどビットコインの価値が証明されて続けており、今後の先行きが楽しみです。
今後もOverbit.comでは、皆様にとって有益なニュースを発信してまいります。
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