マネックスアドバイザーの特徴とメリットデメリットを解説!

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マネックスアドバイザーとは

マネックスアドバイザーはマネックス証券が提供するアドバイス型ロボアドバイザーです。

 

投資初心者の人でも専門家のアドバイスをロボアドバイザーから受けることができるため、気軽に資産運用を始められます。

 

運用プランの目的は「世界中のあらゆる地域の経済成長を取り込むこと」と「世界中のあらゆる地域・資産に分散投資することで運用のリスクを下げること」です。

 

よって、初心者向けではないリスクが高すぎるプランが提案されるといった問題は起きません。

 

加えて、ポートフォリオの組み合わせを自分で選ぶこともできるので投資経験者にも満足度の高いサービスとなっています。

 

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マネックスアドバイザーの特徴

マネックスアドバイザーには以下の3つの大きな特徴があります。

  1. 運用プランの決め方は3種類
  2. 投資対象は国内ETF
  3. 貸株サービス

ここでは上記の3つの特徴についてそれぞれ分けて詳しく解説していきます。

運用プランの決め方は3種類

マネックスアドバイザーで提供されている運用プランの決め方は以下の3種類から選ぶことができます。

運用プランの決め方は3種類

プランの決め方提案されるプランの特徴
標準ポートフォリオで始めるバランスの良いプランとなる
自分でポートフォリオを作る5つの質問に答えて、最適なプランとなる
プロの見通しを反映して始めるマネックス証券のチーフストラテジストを参考にしたプランとなる

標準ポートフォリオで始める

一つ目の「標準ポートフォリオで始める」はどんな商品を買えばよいかまだ分からないという初心者向けの決め方です。

 

全ての投資対象の評価を中立にした、バランスの良いプランが組まれます。

自分でポートフォリオを作る

二つ目の「自分でポートフォリオを作る」は自分でポートフォリオを組めるような投資経験の豊富な方向けの決め方です。

 

マネックスアドバイザーから出される5つの質問に答えるだけで、最適なプランが組まれます。

プロの見通しを反映して始める

三つ目の「プロの見通しを反映して始める」は専門家の意見を取り入れてポートフォリオを組みたいという方向けの決め方です。

 

マネックス証券のチーフストラテジストの広木隆さんが書かれている「マーケットの歩き方」を参考にして、プランが組まれます。
各投資対象の評価が定期的に変わるので、提案されるプランもその時によって異なります。

投資対象は国内ETF

マネックスアドバイザーで運用する場合の投資対象は、国内に上場しているiシェアーズシリーズETFです。

 

iシェアーズシリーズETFは世界でも非常に大きな資産運用会社であるブラックロックが設定・運用をしているETFです。

 

規模が大きく手数料が安いというだけでなく、幅広い商品ラインナップでたくさんの方から高評価をもらっています。

 

現在、東証には16種類のiシェアーズシリーズETFがあります。提案されたプランで運用することを決めると、この中からマネックスアドバイザーがプランに沿って投資をしてくれます。

貸株サービス

貸株サービスはマネックスアドバイザーで運用している資産をマネックス証券に貸し出すことで年率0.1%(税引前)以上の利息がもらえる独自のサービスとなっています。

 

国内ロボアドバイザーで貸株サービスを使えるようになったのはマネックスアドバイザーが初めてです。

マネックスアドバイザー貸株サービス

貸株サービスのメリット

現在の日本のメガバンクの普通預金金利は0.001%となっています。それと比較すると、マネックスアドバイザーの貸株サービスの利息は100倍以上お得です。

 

加えて、利息は毎日発生するため短期間の貸し出しでも問題ありません。得られた利息は翌月の10日に1ヶ月分がまとめて支払われます。

 

また、貸し出した運用資産はいつでも返してもらえるだけでなく、定期的に発生するETFの分配金もしっかりと受け取れるのが特長です。

貸株サービスのメリット
  • 年率0.1%の利息がもらえて、メガバンクの普通預金金利より100倍お得
  • 利息は毎日発生する
  • ETFの分配金はしっかりもらえる
  • いつでも貸し出した資産を返してもらえる

貸株サービスのデメリット

デメリットとしては「確定申告をする時に配当について不利」と「マネックス証券の信用リスク」があります。

 

本来、ETFからの分配金は確定申告をすると配当所得として扱われて一定の税額控除があります。しかし、この貸株サービスを通して受け取ると雑所得として扱われるのでそのような税額控除がありません。

加えて、雑所得は他の所得と損益通算することもできないので注意してください。

 

また、貸株サービスを利用中にもしマネックス証券が倒産した場合は資産を失ってしまう可能性があります。

マネックス証券に資産を貸し出すと、名義がマネックス証券に移るので投資者保護基金の対象外になるからです。

貸株サービスのデメリット
  • 確定申告をする時に税制上、不利になる
  • マネックス証券が倒産した時に資産が失われる可能性がある。

マネックスアドバイザーのメリット

ここまでのマネックスアドバイザーの特徴を踏まえて、マネックスアドバイザーのメリットを説明していきます。

 

大きなメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 5万円から投資可能
  • スマート積立
  • 運用プランが2000種類以上

それではそれぞれ見ていきましょう。

5万円から投資可能

マネックスアドバイザーは最初の資金として5万円が必要です。

 

この金額は他のロボアドバイザーと比べても比較的に低くなっています。

以下にいくつかのロボアドバイザーと比較した表を載せますので、参照してください。

マネックスアドバイザーWealthNavi楽ラップダイワファンドラップフォリオ
最低投資額5万円10万円10万円50万円10万円

最低投資額が低いことで、資金の少ない人でも手短に始めることができます。

スマート積立

マネックスアドバイザーのスマート積立

スマート積立は毎月決まった日にマネックスアドバイザーが自動的に追加投資をしてくれるサービスです。

 

これによって放っておいても月に1万円から積立投資ができるので、投資がより手軽なものとなります。

加えて、ポートフォリオにおいて不足している部分を優先して買い付けるのでリバランスの必要もありません。

運用プランが2,000種類以上

マネックスアドバイザーから提案されるプランは2000種類以上におよびます。

これによってそれぞれの運用ニーズにしっかりと合致したプランを選ぶことができるので、投資初心者の人でも迷わず正しい投資が可能です。

マネックスアドバイザーのデメリット

マネックスアドバイザーは多くのメリットがありますが、デメリットもあります。

 

ここでは以下の3つのデメリットを説明していきます。

  • 手数料 年0.3%
  • 運用は自身で行う
  • マネックス証券の口座が必要

それでは見ていきましょう。

手数料 年0.3%

マネックスアドバイザーは預けている運用資産に対して、年0.3%の手数料がかかります。

他のアドバイス型ロボアドバイザーは手数料無料で利用できるため、コストの面でデメリットです。

ただし、投資一任型ロボアドバイザーは多くが年1%の手数料がかかります。
それと比べると、安い手数料だと言えるでしょう。

マネックスアドバイザーWealthNavi楽ラップTHEO投信工房
手数料0.3%1%0.702%1%無料

運用は自身で行う

マネックスアドバイザーはあくまでアドバイス型ロボアドバイザーなので、提案された運用プランの売買は基本的に自分でしなければいけません。

 

投資一任型ロボアドバイザーはプランの選択から実際の買付まで全て自動で行います。
それと比べると、やることが多いためデメリットとなります。

 

ただし、スマート積立をしている場合は自動で毎月定額の積立投資をしてくれるので買付を自動化することが可能です。

アドバイス型投資一任型
提案のみで売買は自分でやる提案から買付まで自動化できる

マネックス証券の口座開設が必要

マネックスアドバイザーを利用するにはまずマネックス証券で総合口座を開設する必要があります。

 

マネックス証券の口座開設はペーパーレスで非常に簡単にできますが、そういった操作が面倒と感じてしまう人や書類郵送で口座開設する人にとってはデメリットとなるでしょう。

 

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