OKExが4つのステーブルコインの上場を発表!
香港に拠点を置く大手取引所であるOKExが、以下の4つのステーブルコイン(安定通貨)の上場を発表しました。
OKExは以前はステーブルコインでは、USDT(Tether)のみの取り扱いをしていましたが、今回新たに4つのコインの取り扱いを開始したことで、世界で最もステーブルコインの取り扱いをしている取引所になりました。
TUSDは、2018年3月に誕生した通貨で、BinanceやBittrex、Digifinexなどの取引所で取り扱いがされています。また、残りの3つのステーブルコインは先月誕生し、USDCは今年最初にCircleによって買収されたPoloniexで取り扱いがされています。
2018年10月17日追記:OKExに引き続き、Huobiも4つのステーブルコインを新たに上場させることを発表しました。詳しくは、【Huobiが4つのステーブルコインの上場を発表!】を参考にしてください。
新たなステーブルコインがTetherに取って変わる可能性も
ステーブルコインはUSドルなどの法定通貨と価格が連動していため、相場下落時などに資金の逃避先として使用されており、これまではTether Limited社が発行しているUSDTが主に使用されていました。
しかし、USDTには「価値の担保となるUSドルが存在しないのではないか」、「ビットコインの価格操作に使用されているのではないか」、「関連会社のBitfinexの銀行問題」などの問題や疑惑が相次いでおり、先日はUSDTの価格が大きく下落するという事態にまで発展しました。
USDT疑惑や価格下落について知りたい方は、【CFTCがUSDT疑惑で、BitfinexとTetherに召喚状を送付!】や【ステーブルコインUSDT(Tether)の価格が急落!】を参考にしてください。
こうした事態を受け、新たなステーブルコインがTetherの市場支配を奪い始めています。
OKEx Lists Four New Stablecoins
参考記事はこちら