OKExでビットコインキャッシュの強制決済が実行!
毎日10億ドル以上の仮想通貨取引を処理している香港に拠点を置く仮想通貨取引所OKExは、11月14日にビットコインキャッシュの先物取引を警告なしで強制決済を行いました。このOKExの決定は、異例であるとされており、大きな反感を買っています。
以前はエネルギー先物業者であり、現在はケイマン諸島に登録されているConsensus Technologies社を経営しているQiao Changhe氏は、OKExにおけるヘッジポジションが市場価格を反映しないレベルで急に閉鎖されたため、70万ドルの損失を出したと述べています。
同氏は、以下のように述べ、OKExの今回のビットコインキャッシュの先物決済の方法に不満を持っているため、OKExで運用している500万ドルの資金を減らすことを話しています。
「OKExは、信頼を失っています。同取引所の先物取引はナンセンスなものであり、ヘッジに使用できるものではありませんでした。」
また同氏以外の4人のトレーダーも、OKExとの関係を縮小させたり、終了させることを述べています。
強制決済後の声明の中で、OKExは同取引所が引き起こした可能性のある不自由について謝罪しましたが、ビットコインキャッシュの分裂に関連するボラティリティから顧客を保護するために決定が下されたと述べてます。
また、同取引所は市場操作のリスクを軽減するために顧客に通知することなく行なったとしており、OKExのAndy Cheung氏は、ブルームバーグからの質問に以下のように回答しています。
「様々なシナリオを考慮した後、秩序ある市場を維持するためには、早期決済が最も公平で合理的な決断であると判断しました。」
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