Ripple(リップル)社が国際送金のスマホアプリをリリース予定
Ripple社は、スペイン最大の商業銀行であるサンタンデールグループと提携して、国際決済のためのスマホアプリをリリースすることを発表しました。
すでにサンタンデール銀行は、従業員を対象として、1年半もの間モバイルアプリの試用を行っており、Apple Payと統合することで、14ドルから14,000ドルの支払いに成功しています。
アプリは、スペイン・ブラジル・イギリス・ポーランドの4か国でリリースされる予定で、同銀行の顧客は、1分以内にクロスボーダーの支払いを行うことができるようになります。
また、このアプリは、デジタルウォレットや個々の財務マネージャーなどの機能も兼ね備える予定で、個人間の支払いの役に立つことが想定されています。
アプリは数ヶ月以内にリリースされる予定で、Ripple社の「xCurrent」を利用されることになっています。※XRPは採用されていないため、注意が必要です。
リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏はツイッターで以下のように述べています。
「試用に成功したのち、サンタンデール銀行は、四半期中にアプリをリリースするだろう。顧客はわずか数回のクリックで、数秒の間に国際送金ができるようになるだろう。」
After a successful pilot, @santanderuk is rolling out its @Ripple-powered mobile app to customers this quarter, letting them send money internationally in seconds, with just a few clicks. https://t.co/nezn3GxA9r
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) 2018年2月2日
Ripple社の製品「xCurrent」とは?
リップル社は、国際送金のための4つの製品を持っており、xCurrentはそのうちの1つになります。
Ripple社の製品 | 説明 |
---|---|
RippleNet | リップル社が提供する法人用の国際送金システム |
xCurrent | 銀行間でのリアルタイムメッセージングや送金処理を行えるソフトウェア |
xRapid | 送金の流動性を提供するソリューション |
xVia | 送金ステータスや送金情報の提供 請求書などの付加データの添付を可能にする |
xCurrentを採用することで、リアルタイムなやり取りや決済ができるようになり、銀行はこれまで抱えていた「高額な運用コスト」や「長い応答時間」などの課題を解決することができます。
また、リップル社のXRPトークンは、GMOコインやbitbank.ccで購入することができます。特にGMOコインは、一部上場のGMOグループが運営しており、安心・安全のおすすめの取引所になります。
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また、リップルの特徴や仕組みについては、【リップル(Ripple/XRP)とは?特徴や仕組み】に詳しくまとめてありますので、参考にしてください。
その他のリップルのニュースや最新情報については、【リップル(XRP/Ripple)のニュース、最新情報まとめ】を参考にしてください。
Santander to Roll Out Ripple-Powered App in 4 Countries
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