【初心者向け】FX会社おすすめ3選は?特徴を解説!

 

FXを始めるためには、FX会社にて口座開設を行う必要があります。しかし、初心者の方にとって数多くのFX会社の中から自分に合った業者を見つけるのは簡単ではありません。

 

そこで今回の記事は、初心者の方におすすめのFX会社を3社紹介します。それぞれのFX会社の特徴を解説していきますので、是非口座開設の際の参考にしてください。

 

1.みんなのFX

 

みんなのFXは「トレイダーズ証券株式会社」が運営するFX会社です。「個人投資家の皆様に、機関投資家に負けない投資環境を」という経営理念のもと、初心者の方でも使いやすい投資環境が提供されています。

 

以下で、みんなのFXの特徴をさらに詳しく確認していきましょう。

 

①自動売買システムが無料で利用できる

 

みんなのFXでは、自動売買システムが無料で利用できます。「自動売買システム」とは、あらかじめ設定した条件にしたがって、自動でFX取引を行うシステムです。トレーダーはマーケットに張り付く必要がないため、忙しく取引の時間がとれない方にも人気のあるツールです。

 

自動売買システムは多くの業者が提供していますが、中には数十万円の価格で販売されているものもあります。みんなのFXは、無料で自動売買システムが利用できる点も嬉しいポイントです。

 

②スキャルピング取引が可能

 

みんなのFXは、約款内でスキャルピング取引を禁止していません。スキャルピングとは、数秒〜数分といった短い時間の中で取引を繰り返す手法です。小さな為替変動の中で何度も取引を行うことで、小さな利益をコツコツと積み上げられます。

 

しかし、国内FX会社の中にはスキャルピング取引を禁止しているところも珍しくありません。みんなのFXにはそのような制限がないため、スキャルピング取引を主な手法としたいと考えている方には便利なFX会社です。

 

③スワップポイントが高水準

 

みんなのFXは、スワップポイントが高水準であることも特徴です。スワップポイントとは、2ヶ国間の通貨の金利差調整分を指します。金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うと、その金利差を利益として受け取れるのです。

 

スワップポイントはFX会社によって独自に定められているものであるため、同じ通貨の取引でも業者によって受け取れるスワップポイントが異なります。トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソなどの高金利通貨での取引を検討している方は、スワップポイントが高水準のみんなのFXがおすすめです。

 

④暗号資産(仮想通貨)でもレバレッジ取引ができる

 

みんなのFXは、口座開設を行うことで「みんなのコイン」「みんなのオプション」などの関連サービスも利用できるようになります。

 

「みんなのコイン」では、ビットコイン、イーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)でもFX取引を行えます。最大2倍のレバレッジもかけられるため、よりリスクを取りながら利益を狙いたいという方には嬉しいサービスです。

 

2.DMM FX

 

DMM FXは、DMM.com証券が提供するFXサービスです。口座数は80万口座を超えており、多くのトレーダーに人気があることで知られています。以下で、さらに詳しくDMM FXの特徴を確認していきましょう。

 

①ロスカット水準が低い

 

DMM FXは、ロスカット水準が「証拠金維持率が50%以下となった場合」と定められています。国内FX会社の多くは証拠金維持率を100%としているため、DMM FXはロスカット水準が低いことが特徴です。

 

ロスカット水準が低いことにより、トレーダーはギリギリまで資金を活かしながらFX取引を行えます。ロスカット水準が高いと、相場の急変動により思わぬロスカットが発生することもあるでしょう。強制ロスカットが行われると、トレーダーは大きな損失を抱えてしまうリスクが懸念されます。

 

その点、ロスカット水準が低いDMM FXは想定外の相場変動の中でも取引を続けられるため、ロスカットを回避しながら巻き返しを図ることも可能です。

 

②「DMM FX株券担保サービス」で資金効率がアップする

 

DMM FXは「DMM FX株券担保サービス」を提供しています。「DMM FX株券担保サービス」とは、関連サービスの「DMM株」で保有している株式を証拠金としてFX取引が行えるサービスです。

 

株式評価額の70%相当額を証拠金として利用できるため、新たに現金を準備しなくてもFX取引を行えるメリットがあります。株主優待や配当金目当てなどで長期保有している株式がある方にとっては、資金効率が上がる便利なサービスです。

 

③「取引通信簿」で取引を分析できる

 

DMM FXでは、取引を分析する「取引通信簿」が利用できます。「取引通信簿」はワンクリックするだけで、勝率や最大利益、最大損失、連勝期間などの取引結果が表示されるため、トレーダーはいつでも自分の取引を振り返ることが可能です。

 

取引期間や通貨を絞って表示することもできるため、取引スタイルを見直したり、自分に合った銘柄を探すこともできます。

 

④デモトレードが利用できる

 

DMM FXはデモトレードを提供しています。デモトレードとは、仮想の資金を利用してFX取引を体験できるサービスです。本番の市場環境、取引環境に近い状態でFXを体験できるため、「まずはFX取引がどのようなものが知りたい」という方にもおすすめのサービスです。

 

DMM FXのデモトレードは、メールアドレスがあればすぐに登録ができるため、まずは本番の取引を始める前にデモトレードを体験してみると良いでしょう。

 

3.SBI FX

 

SBI FXはSBIグループが提供するFXサービスです。国内大手の金融グループが運営しているため、初心者でも安心して利用できるといえます。以下で、さらに詳しくSBI FXの特徴を確認していきましょう。

 

①最小取引単位が1通貨

 

SBI FXは最小取引単位が1通貨となっています。多くのFX会社は最小取引単位が1,000通貨や1万通貨となっているため、SBI FXはより少額でFXを始めることが可能です。

 

たとえば米ドル/円のレバレッジ25倍取引であれば、約4円から取引が始められます。(1ドル=100円の場合)「FXに興味はあるけど、大きな損失が発生することが怖い」という方でも、このような少額取引なら気軽に始められるのではないでしょうか。

 

②小数点以下4桁までレート表示される

 

SBI FXは、業界で初めて為替レートを小数点以下4桁まで表示しているFX会社です。トレーダーはより細かい変動を確認できるため、利益を得るチャンスが拡大するメリットがあります。

 

特にデイトレーダーなど、小さな為替変動の中で取引を繰り返すトレーダーにとっては、細かいレンジ内の収益機会を狙える嬉しい特典です。

 

③積立方式でFX取引ができる

 

SBI FXは、「積立FX」というサービスを提供しています。「積立FX」とは、毎日、毎週、毎月とあらかじめ設定した頻度にしたがって自動で外貨を買い付けるサービスです。

 

対象通貨は9種類で、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨も選択できます。さらに積立FXでは買付時のコストも0となっているため、随時購入する場合に比べて取引コストを抑えることも可能です。

 

④全34通貨ペアの取り扱いがある

 

SBI FXでは、業界トップクラスの34通貨ペアの取り扱いがあります。

 

「ユーロ/ニュージーランドドル」や「オーストラリアドル/スイスフラン」など対円以外の通貨ペアも多くあるため、様々な通貨ペアで取引を行いたいトレーダーには使い勝手が良いFX会社です。

 

まとめ

 

この記事では、「みんなのFX」「DMM FX」「SBI FX」の3社を紹介してきました。どのFX会社も便利なサービスや低コストでの取引を提供しています。

 

FX会社を選ぶ際は、自分の投資意向を明確にしておくことが大切です。「マイナー通貨を中心に取引をしたい」「最初は少額から取引を始めたい」などの投資意向がクリアになっていれば、FX会社を比較する際のポイントが自ずとハッキリしてくるでしょう。

 

 

記事の監修者

中島翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。証券アナリスト資格保有 。

Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12



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