取引所からビットコインを引き上げ、保管する投資家が増加中
中国での仮想通貨に関連したマネーロンダリングで1,000人以上の逮捕や特定の省でのマイニング停止など、ネガティブなニュースが立て続けに起きていたにも関わらず、水曜日にビットコインは10.2%上昇を見せました。
グラスノードでのオンチェーン分析によると、取引所からのビットコインの引き上げが多く見られ、ここ数日で2021年の最高水準に達しています。また、データ集計会社CryptoQuantによると、主要取引所での取引所保有額は246万ドルまで減少し、5月17日依頼の低水準となったとのことです。
このような、取引所からのビットコイン引き出しには様々な理由が考えられますが、一般的には、機関投資家などの大規模な買い手が一通りビットコインの購入活動を終え、自身のコールドウォレットへ移動させていると考えられます。
今回の価格上昇は、間違いなくビットコインが仮想通貨市場を牽引していますが、他の仮想通貨もすぐにそれに追随しました。
時価総額2位のイーサリアムは、本稿執筆時点で2,560ドルで取引されており、過去24時間で2%強の上昇となっています。10時間移動平均線と50時間移動平均線を上回っており、強気な状況とも受け取れます。しかし、Dune Analytics社のデータによると、イーサリアムのガス料金は依然として高止まりしており、5月の暴落以降も、dappとdefiの利用は回復していません。
いずれにしても、弱気のニュースに対する回復力は、仮想通貨市場の参加者にとって心強いサインであることは間違いありません。
米CFTC(商品先物取引委員会)のDan Berkovitz氏がDefiの違法性について言及
火曜日には、米規制当局による発表で、認可されていない非中央集権的な金融市場は、米国では違法となる可能性があることが言及されました。
米CFTC(商品先物取引委員会)のコミッショナーであるDan Berkovitz氏は以下のように述べています。
「連邦法は分散型金融市場に対して、いかなる免除も与えていない。DeFi マーケットプレイス、プラットフォーム、またはウェブサイトのいずれも、認可されたDCM(指定契約市場)でもSEF(スワップ実行機能)ではない。デジタル通貨、ブロックチェーン、またはスマートコントラクトはCEA(商品取引法と規制)における免除はない」
昨年夏以来、特にこの1年で市場全体の仮想通貨価格が急騰したため、DeFiは多くの注目を集めています。合法性はさておき、Berkovitz氏は、デリバティブを販売するDeFi市場には、市場のセーフガードがないのではないかという懸念を示しています。
エルサルバドルが先日ビットコインを法定通貨として正式に採用しましたが、未だに法整備は進んでいません。我々がいかに時代の先端にいるのか?ということを再認識させられます。
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