英国金融行動監視機構(FCA)がバイナンスに対して警告
英国金融行動監視機構(FCA:Financial Conduct Authority of the United Kingdom)は土曜日、バイナンスの英国事業であるBinance Markets Limitedが "英国で規制された活動を行う権限がない "と述べました。
バイナンスは、6月30日から、ウェブサイトやアプリの目立つ場所に、英国ユーザーはバイナンスを利用することができない旨掲載せねばならず、英国ではBinance Markets Limitedはいかなる活動もできないとされています。
Binance Markets Limitedは、FCAの介入により、FCAの書面による事前承認なしに、英国での活動ができません。英国で取引所を起ち上げる準備をしていたバイナンスからすると大きく後退することになります。
FCAは、いくつかの仮想通貨関連企業がアンチマネーロンダリングの基準を満たしていないことから、2021年5月17日登録申請を取り下げています。
FCAの担当者は今回の禁止措置の範囲が限定的であることを強調しており、今回の規制はBinance Markets Limitedに対するもので、バイナンス本体はウェブサイトを通じて英国人とコミュニケーションを取ることはできるとのことです。
先週末から月曜日にかけてビットコインは8%の上昇をしており、仮想通貨市場はこの弱気なニュースを受け流しているように見えます。
ビットコインに強気なニュースが次々と
メキシコのアステカ銀行オーナーでもあり、最大の億万長者の一人であるサリナス・プリエゴ氏が、6月28日(月)にツイッターでビットコインを全面的に支持するとコメントしました。
良いニュースはさらに続きます。プリエゴ氏のニュースと同じ日に、キャシーウッド氏が率いる米Ark Invest社が月曜日に米国証券取引委員会にビットコイン上場投資信託の申請を行ったというニュースが米国から流れてきました。
ビットコインの長年の支持者であるウッド氏は、Coinbase株やGrayscale Bitcoin投信などを度々買いまししてきました。そして今回、この革新的な投資家は、ビットコイン関連サービスそのものを自身でスタートさせようとしています。
SECに提出された書類によると、このETFの投資目的は、ビットコインのパフォーマンスをフォローすることです。
SECは先週、初のビットコインETFに関する判断を再び延期しており、今回の動きは、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長が、ビットコイン取引所の規制強化と投資家の安全対策の強化を求めたことを受けたものです。
SECに登録されたビットコインETFは今回で9件目となりますが、資産に関する世界最大級の規制機関であるSECが、仮想通貨業界に関して重要な決定をしなければならないのは、遠い未来の話ではないと思われます。
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