マイニング禁止が業界全体に波及し、ビットコインが2週間ぶりの安値を記録
中国国内外に広がるマイニング取り締まりの懸念に加えて、中国人民銀行は月曜日、アリペイをはじめとする大手銀行に仮想通貨の取引を厳格化するよう要請したと発表しました。
この発表を受けて、ビットコインは同日に2週間ぶりの安値を記録し、3万2,000ドルを割り込みました。イーサリアムやリップルも10%以上の急落しており、より時価総額の低いアルトコインはそれ以上の落ち込みとなりました。
中国南西部四川省の当局がマイニングの停止を命じたことにより、週末にかけて四川省の多くのマイナーがマイニングを停止しました。報道によると、中国のビットコインマイニングの90%以上が停止されるとのことで、マイニング事業への不安は一層高まっています。
中国の仮想通貨市場、特にビットコイン市場への支援の盛衰については、これまでにも報告してきましたが、今回の話題がいつまで続くかは時間が経ってみなければわかりません。
取引とマイニングの規制強化と、通貨価格の下落に伴って、ハッシュレートが大幅に急落しました。ハッシュレートの落ち込みの原因を調べることは、マイナーが近い将来どこに向かうのかを予測することにつながります。
マイクロストラテジー、ビットコインを4億8,900万ドル追加購入
マイクロストラテジーは月曜日に、4億8,900万ドルを出資して13,005 BTCを購入し、現在累計で10万BTC以上を所有していると発表しました。保有する105,085 BTCの1BTCあたりの平均購入価格は、手数料やその他の支出を含めて26,080ドルとのことです。
マイクロストラテジーは、比較的知名度の低い企業でありましたが、同社はビットコインへの積極的な投資を行ってきており、また同社会長兼CEOのマイケル・J・セイラー氏がツイッターでビットコインの宣伝を頻繁に発信してきており、ウォール街や仮想通貨コミュニティの中で有名な企業へと成長しました。
セイラー氏は先週のCNBCのインタビューで、仮想通貨を取得するためのローン発行などを例にあげて以下のように言及し、仮想通貨領域への野望を有する同社の戦略の正しさが裏付けられていることを主張しました。
「我々は株主を着々と増やし、企業向けソフトウェアを販売したり、ビットコインを取得・保有できる企業へと成長しました。そして、ビットコイン投資というレバレッジをかけて成功を納めたのです。このビットコイン投資により、株主利益率は右肩上がりです。従業員も株主も喜んでいると思います。」
昨年8月11日の株式市場開場前に同社が初めてビットコインを購入したことを公表した後、マイクロストラテジーの株価は急上昇しました。
今回はマイクロストラテジー社を紹介しましたが、他にも強力で声高なサポーターがいることは明らかです。ビットコインは史上最高値から50%近く下落しましたが、サポーター達は仮想通貨投資のために多くの資金を投じ続けています。
チャートだけを見れば弱気な見方が優勢であると考えられますが、金融市場、とりわけ仮想通貨市場では、驚くべき結果となることが頻繁にあるため、いつも市場を俯瞰することが大切です。
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