BitMEX(ビットメックス)の使い方
BitMEXで取引を行うためには、まずは登録と入金を完了させておく必要がありますので、まだ未登録の人は登録しておきましょう。
BITMEXに代わる最大レバレッジ100倍の仮想通貨取引所はBybitが人気です。
登録・口座開設 | BitMEXの登録、口座開設方法、二段階認証のやり方 |
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入金 | BitMEX(ビットメックス)の入金・送金・出金方法 |
取引画面の見方
BitMEXにログインして、「取引」をクリックすると、以下のような画面が表示されますので、見方を確認していきましょう。
BitMEXのレバレッジ・証拠金維持方法
BitMEXでは、最大100倍までのレバレッジをかけた取引をすることができます。レバレッジをかけることで、元手資金よりも大きな取引をすることができ、手元に1XBTあり、レバレッジ50倍の場合、100XBTまでの取引をすることができます。
※BitMEXでは、ビットコインの単位はBTCではなく、XBTになっています。
BitMEXでは、「クロスマージン」と「分離マージン」という2種類の証拠金維持の方法があります。
クロスマージン
クロスとは、「クロスマージン」の略で、アカウント残高の全てを証拠金として取引をすることです。ロスカットされにくいというメリットがありますが、その分ロスカットされた場合は、大きな金額を失うことになるため、損切が上手な人以外にはそれほどおすすめできません。
メリット | ・ロスカットされにくい |
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デメリット | ・ロスカットされると、大きな金額を失う |
「クロスマージン」の取引をするためには、レバレッジの設定画面で「クロス」を選択します。
分離マージン
分離マージンとは、ポジションごとに必要な証拠金のみを使用して取引をすることです。証拠金の維持に、アカウント残高全てが使われる訳ではないため、ロスカットのリスクは、クロスマージンよりも高くなりますが、ロスカットされた場合の損失額は限定的に抑えることができます。
そのため、損切に慣れていない初心者の方は、分離マージンから始めてみることをおすすめします。
メリット | ・ロスカットされた際の損失額がクロスマージンよりも小さい |
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デメリット | ・クロスマージンと比較すると、ロスカットされやすい |
「分離マージン」の取引をするためには、1x(1倍)~100x(100倍)のいずれかを選択します。
注文のやり方
BitMEXでは、以下の7つの注文方法を用意しています。1つ1つの注文の詳細は、後ほど詳しく解説していきますが、まずは下の表を確認して概要を確認してみましょう。
注文方法 | 説明 |
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指値 | 「数量」と「価格」を指定して注文する |
成行 | 「数量」のみを指定して注文する |
ストップ指値注文 | ・逆指値注文のことで、損切ができる ・指定した価格からある程度戻さないと損切されない |
ストップ成行注文 | ・逆指値注文のことで、損切ができる ・指定した価格になった時点で即座に損切が行われる |
トレイリングストップ | ・指定したトレイル値の分だけ価格が不利な方向に動いた時点で、損切が行われる ・トレイル値が-200USDの場合、200ドル不利な価格に動いた時点で損切される |
利食い(指値) | ・利確ポイントの指定 ・指定した価格よりもさらに有利な価格に動いた時点で利確が行われる |
利食い(成行) | ・利確ポイントの指定 ・指定した価格になった時点で即座に利確が行われる |
また、ビットコインFXの場合、「ロング」または「ショート」のどちらかでエントリーして、ポジションを維持することになります。
ロング | ・「買い」のことで、安い値段で買って、高い値段で売却することで利益を出す ・価格が上昇すれば利益を出すことができる |
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ショート | ・「売り」のことで、高い値段で売って安い値段で購入することで利益を出す ・価格が下落すれば利益を出すことができる ・保有していないビットコインを売るため、空売りとも呼ばれる |
指値
指値注文とは、「価格」と「数量」のどちらも指定して、注文する方法のことです。「指値」を選択→「数量」と「指値」を入力し、「買い/ロング」、「売り/ショート」のどちらかをクリックします。
以下の画像は、1XBT=9222.5ドルという価格を指定して、100ドル分のビットコイン(0.0108XBT)をレバレッジ倍率25倍で、注文する例になります。
また、「コスト」、「注文価格」、「利用可能残高」は、以下のような意味になっています。
コスト | ・設定した注文に必要な証拠金のこと ・レバレッジ倍率を上げるほどコスト(必要証拠金)は少なくなるが、ロスカットされる確率が高くなる |
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注文価格 | ・注文するビットコインの数量 ・先ほど入力したドル単位の数量が、ビットコイン単位で表示されている |
利用可能残高 | ・証拠金として利用することができるXBTの残高 |
指値注文の場合は、すぐに約定(売買が成立)しないことがあるというデメリットがありますが、成行注文と比較すると手数料が安い(̠-0.025%で逆にビットコインをもらうことができる)というメリットがあります。
成行
成行注文とは、「数量」のみを指定して注文する方法のことです。「成行」を選択、「数量」を入力し、「成行買い」または、「成行売り」をクリックします。以下の画像は、100ドル分のXBTをレバレッジ倍率25倍で注文する例になります。
成行注文は、指値注文と比較すると、手数料が高い(0.075%)というデメリットがありますが、すぐに約定するというメリットがあります。
ストップ指値注文
ストップ注文とは、逆指値注文のことで、現在のポジションの損切ラインを設定するときに使用します。例えば、9222のロングポジションを保持していたと仮定します。
以下の画像の場合、9200まで価格が下落した場合、9201まで価格を戻したタイミングで損切するという意味になります。
ストップ指値注文の場合、「ストップ価格」で設定した損切ラインに到達しても、「指値」で指定した価格まで戻らない限り損切することができません。
損切ラインに到達したら、即座に損切したいという方は、ストップ成行注文を利用しましょう。
ストップ成行
ストップ成行注文も、ストップ指値注文と同じく、逆指値を設定するための注文です。ストップ成行注文を選択するためには、青い矢印をクリックして、選択してやる必要があります。
先ほどと同じく、9222のロングポジションを保持していたと仮定すると、以下の画像は、9200まで価格が下落したときに即座に損切するという場合になります。
利食い(指値)
利食い(指値)注文は、利確ラインを設定しておきたいときに使用する注文方法になります。以下の画像は、9222でロングポジションを保持していたと仮定した場合に、9500まで価格が上昇した際に、9505までさらに価格が上昇した際に、利確するという注文になります。
利食い(指値)注文の場合は、トリガ価格で指定した価格に到達した際に、即座に利確される訳ではなく、指値で指定した9505までさらに価格が上がらないと、注文されないという特徴があります。
そのため、即座に利確したいときは、利食い(成行)注文をおすすめします。
利食い(成行)
利食い(成行)は、利食い(指値)と同じく、利確ラインを設定しておきたいときの注文になります。以下の画像は、9222でロングポジションを持っていた場合、9600まで価格が上昇した際に利確するという注文になります。
利食い(成行)は、利食い(指値)とは異なり、トリガ価格に到達した時点で即座に利確されるという特徴があります。
トレイリングストップ
トレイリングストップ注文とは、最高値から、指定したトレイル値の分だけ価格が不利な方向に移動した際に、損切がされる注文方法のことです。
例えば、以下の画像の場合、ロングポジションを持っていたときに、トレイル値に指定した、200分だけ価格が不利な方向に動いた時点で損切されるという例になります。
9200から一度も価格上昇することなく、9000になった場合はその時点で損切がされますが、9200から9500に上がった場合は、9300の時点で自動的に注文がされます。
トレイル値は、あくまで最高価格からの差額の設定になっていることに注意しましょう。また、ショートポジションを保持しているときは、トレイル値には+の値を入力します。
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入金 | BitMEX(ビットメックス)の入金・送金・出金方法 |
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