イーサリアムが史上最高値を更新、ビットコインも史上最高値に接近
時価総額第2位の仮想通貨として不動の地位にいるイーサリアムは、ガス代が急上昇している問題を抱えています。これにより、多くの人がビットコインや他のチェーンに注目しています。
これにもよらず11月8日(月)、ETHUSDは24時間で4%以上上昇しました。4,700ドルの大台を超えて史上最高値を更新しました。
ビットコインは7%上昇して66,250ドルとなり、10月下旬につけた史上最高値の66,900ドルに迫りました。10月下旬のビットコイン史上最高値は、米国初となるビットコイン先物ETFが上場してすぐに記録されました。仮想通貨投資ファンドARK36のマネージングディレクターであるMikkel Morch氏は、ビットコインの価格が7万ドルに到達するのは「間近に迫っている」と述べています。
これら上位2つの仮想通貨の上昇は現状、大胆な値動きをしているとまでは言えませんが、仮想通貨市場全体に渡って大きな影響を及ぼし、他のアルトコインの急上昇を引き起こしています。仮想通貨全体の時価総額は、初めて3兆ドル以上に上りました。
これまでの上昇トレンドとは異なり、11月初旬の上昇では、BTCUSDがアルトコインの動向を犠牲にして上昇しているわけではありません。今回は、トップ100の大半、さらにトップ200までもが一斉に上昇しているのです。
この相関関係は、ここ数年で仮想通貨の流動性プールが驚異的に拡大していることを示唆しています。もはや、1つの資産を動かすために他の資金が必要ということではありません。仮想通貨の短い歴史の中でそれがどれほど不安定であったかを顧みると、時代の変遷につれて流動性が高まることによって、将来の強気と弱気のサイクルにどのように影響を及ぼすのかを検討することが、より一層興味深くなります。
流動性が高い市場へと成長を続ける中、 BlockFiが機関投資家をターゲットにビットコインETFを申請
overSECは現在、申請に対する承認がペンディングとなっているビットコインとアルトコインのETF申請リストを有し、これらの処理の為に、非常に忙しい年末になることが予想されます。
公式文書によると、SECは月曜日に「BlockFi NB Bitcoin ETFのForm S-1申請」を受理しました。この申請書によるところ、BlockFi社がETFのカストディアンを務めるようです。当該ETFに対する投資目的の具体的な訴求力として、先物やデリバティブのベンチマークとしてではなく、ビットコインの基本的なパフォーマンスを反映させることが期待されるとしています。
SECは、プロシェアーズ(ProShares)社が手がけるファンドを承認した直後、ヴァルキリー(Valkyrie)社の先物ベースの商品「Bitcoin Strategy ETF」を承認しました。一方、今回のBlockFi社によって申請されたETFは、米国で初めて利用可能ならしめる「現物・スポットETF」です。
俯瞰すれば、ビットコインETFは順調な滑り出しを見せていると言えるでしょう。報告によると、SECによる一連のETF承認を受けて、機関投資家は10月末までに20億ドル以上のビットコインETFを購入したとのことです。
これまで、ビットコインETFに対する態度は全体として、不確実性や遅延を生じさせることから、誕生して以来大半の期間で、確固たる拒否反応を呈してきたと思われます。ウィンクルボス兄弟は約10年前、史上初となるETF商品の発売を試みましたが、うまくいきませんでした。
しかし現在、米国政府は、この金融問題を解決するために熱心に取り組んでいるようです。ブルームバーグの専門家であるジェームス・セイファート氏は、「SECからの応答は、承認されるか否かのどちらかになるだろう」と指摘しています。これはつまり「これ以上の遅延はない」ということを示唆しています。
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