外為オンラインとは?評判やメリットを徹底解説

FXは少額資金で24時間売買できることから大きな人気を集めている投資方法で、需要の高まりに伴い日々新たなサービスが誕生しています。

 

これまで全く経験のない初心者が、FX市場に参入するケースも増加していますが、その際に悩みとなるのがFX会社の選定です。

 

それぞれの特徴や注意点が把握しきれないことから、どこを採用すれば良いのか分からず、最終的に諦めてしまう方も少なくありません。

 

そこで今回は、大手グループ企業が運営する外為オンラインの概要やメリット・デメリットついて解説しますので、ぜひ参考にして下さい。

 

外為オンラインとは?

 

ひまわり証券も所属するISグループが運営している外為オンラインは、システムトレードや豊富な独自セミナーを開催しているFX会社です。

 

また、投資家の預託金を会社の財産と分別して管理する信託保全スキームを採用しているため、万が一運営が倒産しても資金は守られます。

 

しかし、そもそもISグループ自体が信頼性の高い企業であることから、破綻リスクなどはほとんど考慮しなくても良いでしょう。

 

外為オンラインのメリット

 

ここからは、FX会社を選定する上で重要な5つのメリットを見ていきましょう。

 

「iサイクル2取引」でシストレができる

 

「iサイクル2取引」は設定した売買ルールに基づいてシステムが24時間自動で取引を繰り返してくれるシステムです。

 

チャートを見る時間がない会社員や主婦などには特に利便性が高く、事前にリストアップされた3つの方法から自分の好きな注文方法が選べます。

 

  • ランキング方式

利益率の高い売買ルールをランキング形式でリストアップしており、トレーダーはその中から好きなものを採用できます。

シンプルな情報で手早く設定できるため、初心者には特におすすめと言えるでしょう。

 

  • マトリクス方式

 

実績を基に作成された票を参考にルールを設定する方式です。

 

・ボラティリティ方式

売買注文と過去の値動き、対象資産の3つを設定する方式です。

 

これらは初心者でも相場に慣れていない初心者でも効果的な戦略が選べるだけでなく、実際に行われる取引を通して勉強することもできます。

 

自分で資産を運用することに不安を感じている方はぜひ利用してみて下さい。

 

少額から取引ができる

 

外為オンラインでは条件が異なる4つのコースも用意されており、柔軟なリスクコントロールが可能です。

 

その中でも、「L25mini」もしくは「L25Rmini」のコースは1,000通貨から取引できるため、最低4,000円程度の資金でFXが始められるでしょう。

 

詳細な条件は以下表にてまとめています。

 

口座タイプ最小取引単位その他条件
L25R10,000通貨・ロスカット水準100%
・証拠金判定随時
L25Rmini1,000通貨
L2510,000通貨・ロスカット水準20%
・証拠金判定1日1回
L25mini1,000通貨

 

デモトレードで練習できる

 

初心者は実際に資金を投入する際に抵抗や不安を感じることも少なくありませんが、そんな場合はデモトレードを活用するのがおすすめです。

 

本番さながらの為替レート取引環境が体感できるため、チャートの読み方から取引ツールの使い方までをじっくり習得していけるでしょう。

 

また登録に必要な情報は、名前とEメールアドレスのみと手軽であり、スマホやパソコンですき間時間に手続きが行えます。

 

無料情報コンテンツが豊富

 

FXに関する良質な無料セミナーを開催しているのもメリットの1つであり、以下の通り自分のレベルにあわせて内容が選べます。

 

セミナーレベル内容
レベル1はじめてのFXセミナー
レベル2FX入門セミナー
レベル3FX投資戦略セミナー
レベル4iサイクル2取引セミナー
レベル5チャート分析&テクニカル分析入門
レベル6通貨戦略とリスク管理

 

また、リアルタイムで参加できない場合でもyoutubeで動画がチェックできる上に、口座を保有していない方でも受講できます。

 

そして肝心の内容もトレーダーに寄り添った良質な内容となっているため、FX会社選びの一環として試してみるのも良いでしょう。

 

スワップポイントが高い

 

外為オンラインはスワップポイントが高いという特徴があります。

 

スワップポイントとは2カ国間の通貨に生じる金利差であり、トレーダーは毎日利益として受け取れます。

 

スワップポイントを受け取るまでの具体的な手順は、日本円のような超低金利通貨を売却してトルコリラのような高金利通貨を購入するだけです。すなわちトルコリラ円で買い注文を入れるということになります。

 

そして、ラインナップされている通貨ペアは全体的にスワップポイントが高水準となっているため、長期保有して利益を重ねていくスワップトレーダーには特に有利なFX会社といえるでしょう。

 

外為オンラインのデメリット

 

ここからは外為オンラインの3つのデメリットを解説します。

 

口座開設を行う前に、デメリットもきちんと把握するのをおすすめします

 

スプレッドがやや広め

 

売値と買値の差額であるスプレッドは、トレーダーにとっての実質的な「取引コスト」にあたります。

 

外為オンラインは他社と比較するとやや広い水準であるため、少ない利幅を狙って高頻度の取引を繰り返すスキャルピングにおいては特に不利と言えるでしょう。

 

参考までに、主要通貨は以下の設定となっています。

 

通貨ペアスプレッド
ドル円0.9銭
ユーロ円1.9銭
英ポンド円3.4銭
豪ドル円3.2銭
NZドル円3.6銭

 

値動き激しいときは約定しにくい

 

乱高下が発生している時は大きな利益を掴むチャンスでもありますが、外為オンラインはそういった場合に希望価格で約定しにくい(通称:スリッページ)傾向にあります。

 

その背景としては注文を処理するFX会社のサーバーがレートの変動についていけない、という要因が挙げられますが、実際のところそういった現象は他社でも例外ではありません。

 

また、安全性の高い投資を行いたければ基本的に値動きが安定しているタイミングを狙うのがおすすめであることから、値動きが荒れる可能性が高い経済指標発表前後や日本時間早朝の時間帯は取引自体を控えた方が良いでしょう。

 

スマホアプリのテクニカル分析が利用しづらい

 

外為オンラインのスマホアプリでは1チャートにつき1つしか表示できない点に注意が必要です。

 

クニカル分析はいくつかのインジケーターを併せて利用するのが基本的なので、外為オンラインのチャートが読みにくいという人もいるでしょう。

 

外為オンラインで取引をする際には、基本的に精度の高い分析が行いたければパソコンをメインに利用するのがおすすめです。

 

スマホアプリは発注やレートの確認にとどめておくと良いです。

 

外為オンラインはこんな人にオススメ

 

ここまで解説した内容を踏まえ、外為オンラインをおすすめできる人は以下の通りです。

 

・あまりチャートを見る時間がなく、自動売買をメインに利用していきたい方

・投資の知識と自信はないがFXは始めてみたい初心者

・少額からチャレンジできる投資を求めている方

 

これらに当てはまる場合は大変マッチしたFX会社といえますが、情報コンテンツのクオリティも高水準なため、勉強メインで利用するのもおすすめです。

 

またデモトレードを活用すればゲーム感覚で楽しみながら相場経験を身につけられる一方、スプレッドが広くスマホでは十分なテクニカル分析が行えない点についてはきちんと考慮しておいた方が良いでしょう。

 

まとめ

 

外為オンラインは初心者でも効率的に資産運用できるシストレや良質な情報コンテンツを提供しているFX会社です。

 

運営体制や資金管理に関しては業界でもトップクラスの安定性があるため、落ち着いた環境の中で取引できるでしょう。

 

本記事を参考に口座を開設する際はデメリットもよく検討し、尚且つデモトレードで十分練習してからリアル環境に移行してみて下さい。

 

記事の監修者

中島翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。証券アナリスト資格保有 。

Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12



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