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RBI委員会は仮想通貨への重大の懸念を理由に全面禁止をも検討

Economic Timesの報道によると、インド準備銀行(RBI)は金曜日の中央委員会で、仮想通貨の全面禁止に賛成であることを表明しました。この表明においては、仮想通貨の議論に精通している匿名の人物の言葉が引用されました。長時間に及ぶプレゼンテーションを行い、仮想通貨がマクロ経済や金融の安定性、為替のマネジメントに与える深刻な影響について大きな懸念を示しました。

 

6月には、RBIは仮想通貨の「重大な懸念」について、政府に意見を伝達していました。また、RBIは同日の声明で、「金曜日に開催された理事会においては、導入が検討されているデジタル通貨と民間の仮想通貨についても検討した」と付け加えました。

 

今後、インドでは、「仮想通貨と公式デジタル通貨の規制法案2021」が立法化される予定です。これについて、インドの連邦議会を構成する議院(下院)である「Lok Sabha」で、冬会期中に審議されることが予定されています。政府は、仮想通貨の決済利用を禁止しつつ、インド証券取引委員会(SEBI)を一次規制機関として、仮想通貨に規制を加えていくことを検討しているようです。噂によると、政権は法律の文言の制定に着々と取り組んでおり、予算会期中に提出される可能性が高いとのことです。

 

一方、RBIは、段階的導入が検討されているデジタル通貨の開発を実際に進めています。先週、RBIは、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)は、卸売市場及び小売市場向けの特定目的に使われるとし、2つのCBDCにカテゴライズされること」について言及しました。

 

「卸売りのCBDCについて、長期間にわたって議論を重ねてきました。しかし、小売のCBDCはより複雑であり、これから更に長い時間の検討が必要になると思われます。」

 

また、RBI副総裁のT. Rabi Sankar氏は、「我々は、どちらか準備が整った方を、先に試験的にリリースするでしょう」と発言しています。

ビットコインは2022年初頭まで相場が冷え込み、新年に新高値に向けて反発か

一部の投資家の間では、今年中にビットコインの価格が10万ドルに到達すると予測されていましたが、それが実際に達成されることはないでしょう。それでも2022年に入り、ビットコインは新高値を更新することが期待されます。12月中の10万ドルの更新は起こりえませんが、ビットコインは5万ドルを超えて年を越し、2022年は史上最高値を更新すると多くの人が考えています。

 

「年内にビットコインは10万ドルに到達する」という意見を鵜吞みにした強気トレーダーは、ここにきてそれが達成される現実味がなくなり、その期待を撤回しつつあります。5万ドル超の価格を以て年を越すことが予想されます。Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、連邦準備制度理事会のジェローム・パウエル議長の発言も影響し、ビットコイン価格の反発はほとんど起こりませんでした。この48時間では、4万5500ドルの新安値を更新し、価格はさらに下落する可能性があるようにも見えます。

 

「ビットコインは、上昇トレンドとなる2つの上向きのEMA(指数平滑移動平均線)の内側にまだ留まっています。今、2021年5月と同じ動きをしているのが確認できます。これから同様のパターンが展開される場合、ビットコインの価格は上昇を再開する前に、さらに6~8週間の間、下降線をたどるかもしれません。」

 

CoinTelegraphが報じた一部の分析によると、「底値」は44,000ドルになる可能性があるといいます。CoinTelegraphの寄稿者であるMichael van de Poppe氏も、同様のシナリオを予測しています。また、仮想通貨の専門家であるTechDev氏も、同様の考えをツイッターで述べています。しかし長期的には、ビットコインに対して強気なスタンスを取っているようです。

 

「この2週間でセンチメントがいくつか揺れ動いたにもかかわらず、ビットコインは同じポジションに留まっています。フィボナッチ・リトレースメントに注目していきます。」

 

現時点では、「ビットコインは2022年の初頭まで相場が冷え込む」というのが大方の見解のようです。もちろん実際にそうなるとは言えませんが、それが現在のセンチメントであることは間違いありません。

 

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