若い世代はクリスマスプレゼントとして仮想通貨資産に関心を寄せる

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連邦公開市場委員会(FOMC)の後、株式と仮想通貨が上昇

12月15日、米国連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げ、2022年から債券購入プログラムを段階的に縮小する可能性を示唆したことに対して、市場が反応しました。これにより、ビットコインは2,000ドルを超える高騰を見せました。

 

Cointelegraph Markets ProとTradingViewの統計によると、BTC/USDはルクセンブルクを拠点とする仮想通貨取引所のBitstampで4万9310ドルに達し、一時5万ドルを超えた12月12日以来の高値を記録しました。

 

市場の予想を上回り、22年のうちに3回の利上げを想定していると発表されました。これに対して、この金融政策により資産の流動性が低下するという事態を及ぼすことも想定され、伝統市場と仮想通貨市場の両方へ大きな影響を与える懸念がすでに表明されています。

 

Morgan Stanley Investment Managementのグローバル債券部門のシニアポートフォリオマネージャー兼チーフストラテジストであるJim Caron氏は、この動きについて次のように指摘しています。

 

「今後の金融政策に関して、かなり積極的になるのではないかと懸念していた株式市場にとっては、ほっとするような話だ。いずれにせよ、我々は、このようになるであろうと考えていたのだ。」

 

S&P500は穏やかに上昇し、ビットコインを含む仮想通貨は5%弱の上昇となりました。本稿執筆時点では、BTC/USDは49,000ドル前後で推移しています。これが53,000ドルに達すれば、12月の直近のレンジを脱し、ビットコインは時価総額を1兆ドルに回復させることになります。

 

ソラナやアバランチといった人気のレイヤー1ブロックチェーンがアルトコインの回復を牽引しています。両方とも、1日の内に10%以上上昇しました。

 

時価総額2位のイーサリアムは、4,000ドル台を回復しました。早朝に0.078の安値をつけましたが、その後、0.08BTCの大台を越えて急騰しています。

若い世代はクリスマスプレゼントとして仮想通貨資産に関心を寄せる

仮想通貨の領域から現実の世界に進出しつつある新しいトレンドについて、「ホリデー」に焦点を当ててご紹介します。

 

昨年、アートや音楽のNFTや、メタバース空間のデジタルコンテンツにおいてゲーム内の資産となるNFTなどの需要が急増しました。若い投資家たちは、クリスマスシーズンに自分用やプレゼント用として、多くのNFTやその他の仮想通貨を購入するようです。

 

CNBCはこのようなストーリーを取り上げています。Cynthia Gentry氏は、妹と両親にメタバース空間で共有される土地の一筆となるNFTをプレゼントしたいと考えています。同氏は、サンアントニオ出身の23歳の女性で、彼女によると、NFTは時間とともに価値が上がる資産だといいます。Gentry氏は、World of WomenとCrypto CovenのプログラムからNFTを購入し、女性に力を与えることを計画しています。

 

Gentry氏の妹のImani氏も、クリスマスに家族全員にNFTを購入する予定です。同じくサンアントニオ出身のImani氏は、母親にWorld of WomenのNFTをプレゼントしたいそうです。

 

また、サンフランシスコ在住のAnisha Sunkerneni氏は、親しい友人や家族に、イーサリアムネームサービス(ENS)のドメインやNFTなど、初めてのデジタル資産をプレゼントすることを待ち望んでいます。26歳の彼女は、このように説明しています。

 

「ENSドメインは、オンチェーンでのパーソナリティやプロフィールに関わるポテンシャルが、NFTよりもさらに高いと思います。」

 

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