FX会社には、それぞれ便利なアプリが準備されています。現在のアプリでは外出先から簡単に取引やテクニカル分析、ニュースのチェック等ができるように工夫されています。
そのため、あらかじめ、それぞれのFX会社にどのような特徴を持ったアプリが搭載されているのかを把握することで、自分が行いたいトレードができるかの判断が可能になるでしょう。
この記事では、FX会社のオススメのアプリを5社に焦点をあてて解説していきます。
FX会社選びの際の参考にして頂けると幸いです。練習や収入管理ができるFXのオススメアプリもあります。
【FX会社別】おすすめの大手のアプリ5選とは?
FXのアプリは取引の情報をわかりやすくしたり、素早く正確な情報収集をするのに便利です。FXのオススメのアプリで、どんな機能を利用したいか・自分の弱点を補える機能はないかをチェックしてみましょう。
①取引情報が視覚化できる「DMM FX」
DMM FXでは、トレーダーの取引結果を分かりやすく分析するための機能である、取引通信簿が搭載されています。
この取引通信簿は、データに合わせて、円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなど、様々な形でトレーダー自身の取引情報の推移を視覚化することが可能です。
これを見れば、今までの全ての取引の状況が一目でわかります。期間や銘柄を設定して分析することも可能で、自分に適している銘柄がどれなのかを識別する際にも非常に役立つでしょう。
また、視覚化することによって、それまでは分からなかった自分の取引スタイルや、得意銘柄に気づくことができるFXのオススメのアプリの1つでもあります。
DMM FXでは、スマホ(iPhone・Android)・iPadに対応したアプリを利用することができます。スマホ版でもパソコン版に引けを取らない管理が可能になっています。
②トレードの効率化ができる「みんなのFX」
みんなのFXにはヒートマップという市場心理指数(RMI)をもとに、通貨ごとの強弱を可視化したツールが搭載されています。
ヒートマップと強弱の意味は次の通りです。
・ヒートマップ:世界中のニュースやSNSのテキストをもとにして作られている非常に正確な情報
・強弱:その日、通貨がどれだけ動いたかということを表すもの。ヒートマップは、「マップ」と「通貨ペアランキング」という二つの方法で通貨の強弱を把握することが可能。
・「マップ」:最も勢いのある通貨を確認できる
・「通貨ペアランキング」:最も上昇傾向にある通貨ペアがどれか確認できる
上記を把握することができます。
ヒートマップを利用すれば、市場心理指数が高い状態にある通貨と、市場心理指数が悪い状態の通貨をとらえることができるため、トレードの効率化につながるでしょう。また、みんなのFXでは売買比率という取引を行っているポジションの偏りを理解するための機能も利用することができます。
この売買比率を利用すれば、それぞれの通貨が「買い」と「売り」のどちらのポジションにあるのかを一瞬で把握することが可能です。
また、みんなのFXのスマホアプリはシンプルな画面も特徴です。
③詳しい分析ができる「GMO FX」
GMO FXでは「プラチナチャート+」という高性能なチャート機能を搭載しています。
このプラチナチャート+は次のような特徴があり、テクニカル指標を使ってより詳しい分析を行いたいFXトレーダーの方にオススメのアプリです。
・既存のレイアウトを残しながら新しいウィンドウでチャートを起動し、そのままテクニカル分析が可能
・38種類もの人気のテクニカル指標
・チャートウィンドウの分割表示は最大16分割まで可能で、複数のチャート画面を見ながら、相場のトレンド分析が可能
他にも、GMO FX独自の性能である「はっちゅう君FX+」を搭載しており、1クリックで即時注文が可能な「スピード注文」を搭載しています。
④情報収集が簡単!「LINE FX」
LINE FXはスマホ専用の取引となっていますが、このスマホ版アプリでもPCと同じレベルでの性能を有しています。
取引ツールは11種類あり、それぞれ高度なテクニカル分析を行うことが可能です。
また、LINEアプリの通知機能を使えばスピード感のある情報収集を行うことができます。
お持ちのLINEアカウントと連動することによって、普段お友達と会話するのと同じような形で為替情報などを随時受け取ることが可能です。情報の整理や分析をまとめるのが苦手という方だけどFXをしたい方にオススメのアプリでしょう。
ほかにも、1クリックでストリーミング取引を行うことができるなど、LINE FXは使いやすさの面に力を入れた構成となっています。
⑤自動売買システムが魅力の「外貨オンライン」
外為オンラインの売りは、何といっても「iサイクル2取引」という自動売買機能です。このiサイクル2取引を利用すれば、初心者でも高いレベルの取引を行うことができます。
トレンド機能を搭載した自動売買システムは、トレーダーが眠っている間や働いている間にも設定に応じた取引を繰り返してくれるので、非常に魅力的なシステムとなっています。
通常の取引では、一度予約注文が確定してしまえば利益を得られるチャンスは一度しかありませんが、この機能を使えば自動売買システムによって何度も取引を行ってくれるので、相場によっては複数の利益を得られる可能性があります。
また、高い情報力も魅力的で、
・3社のFXニュース
・人気のあるアナリストによる外為レポート
が充実しており、情報に基づくトレードをしたい方によく利用されています。
機能をフル活用!FXの練習や収入管理のオススメアプリは?
FXで利益を出すにはオススメのアプリを導入するだけでなく、FX自体に慣れたり、収入を管理する必要があります。
アプリにある様々な機能やいくつかのアプリを併用して、利益を得られるようになりましょう!
デモトレードをしてみる
「実際のお金を動かすの不安」という方は、デモトレードをしてみましょう。
デモトレードで使用されるのはバーチャルな資本ですが、実際と同様の取引を練習できます。
FXのデモトレードができるオススメのアプリは次のようなものがあります。
・DMM FX:アプリをインストールし、メールアドレス・ニックネームを準備するだけで開始できます。そのまま実際の取引を始めることができますよ。
・外貨オンライン:レートが現実の為替相場に準拠したものとなっておりますので、より実戦に近い形でトレードの練習を行うことが可能です。
・かるFX FXを楽しく学べるFXアプリ:ユーザー同士で競い合う形のデモトレードアプリです。入門情報も充実していますよ。
デモトレードは実際のお金が関係しないので、気分を楽に行えますよね。しかし、実際の取引になった時に慌てないように、本番さながらの情報収集や分析を行うのがポイントです。
損益状況を知る収支管理アプリ
FXは現金を目の前にして行う取引ではないので、どのくらい利益があったのかなどが把握しにくい場合があります。
そのような時には、FXのオススメの収支管理アプリがおすすめです。
・収支表 MAX BET:勝率が円グラフで見やすく、一ヶ月分のカレンダーで毎日の収支をみることができます。
・FXトレード記録:月単位でPipsや損益を計算できます。どうして負けてしまったのかの分析もできますので、失敗も次に生かしたいという方にオススメです。
・投資の収支管理帳:入力がシンプルで、チャートを写真保存できます。1ヶ月単位での投資・決算がグラフと一覧で把握できます。
まとめ
今回ご紹介したFX会社ではそれぞれ力を入れて開発されたアプリが存在しています。それぞれのアプリの特徴を踏まえたうえで、FX会社を選ぶことは非常に大切です。
例えば、デモトレードを行いたいと考えているのに、選んだFX会社にはデモトレード機能が搭載されていないなど、よく調べないうちにFX会社を選んでしまうと後から後悔することになりかねません。
FX会社のアプリだけではなく、初心者用の練習に特化したものや、収支管理を助けるものがあります。FXのオススメアプリの中からご自分に合ったものを見つけましょう。