40億ドル以上のビットコインオプション有効期限迫る
今週のOverbit Newsでは、ビットコイン相場に近い将来訪れる数十億ドル規模の触媒について取り上げます。
新年を高らかにスタートさせたビットコインは42,000ドルのピークを付けたあと高値を更新することができていません。これは一部の投資家にとってはがっかりする内容かもしれませんが、時に数十%の値動きを見せ、また価格を戻したりするビットコインの値動きとしては珍しいものではありません。
とはいえ、この直近の価格行動は、過去の修正の典型的なものであり、完全なブローオフ・トップ(上昇局面の最終段階)というよりは、コンソリデーション(上下幅が徐々に小さくなっていくこと)に近いと言えます。
しかし、フォーブスによると、40億ドル以上のビットコインオプションの有効期限が設定されている今週の金曜日(1月29日)に向けて、この下向きのコンソリデーションは頂点に向かっていると報告されています。
この記録的な有効期限切れがビットコインをどの方向に動かすかは分かりませんが、ビットコインを現在の下向きのコンソリデーションから脱却させるのに十分な触媒になると考えるのが安全な推測ではないでしょうか。
イーサリアムの最高値更新とアルトコインの動き
次に、イーサリアムの価格とDefi市場を見てみましょう。
ほぼ2週間に渡る史上最高値付近での推移の後、イーサリアムはついに抵抗を突破し、1月24日(日)に史上最高値を更新しました。記念碑的な瞬間であったにもかかわらず、ETHUSDはすぐに1265ドルレベル付近まで戻ってきたため、比較的短命でした。
青天井を期待していた投資家は落胆しましたが、抵抗線を破られる回数が増えるほど、底値も切り上がることを覚えておくことも重要です。ETHBTCチャートは、イーサリアムがビットコインよりも浮いた状態を維持し、0.04BTCの巨大な抵抗線を突破することができました。
短命のオールタイムハイにもかかわらず、イーサリアムのこの強気の動きはDeFi市場が暴走するのに十分な余地を与えてくれました。Aave、Sushi、Uniなどのコインはここ数日で50%以上の値上がりを見せています。
ここ数日の動きは適切な市場動向でビットコインやイーサリアムにつられてアルトコインはどのように動くのかをはっきりと思い出させてくれるものとなっていました。
ビットコイン関連商品へ297億ドルの資金流入
最後に、英仮想通貨投資企業Coinshares社が発表したレポートを紹介します。
世界最大の仮想通貨運営会社はグレイスケールですが、Coinsharesは2位につけています。CoinSharesの投資ストラテジストであるジェームズ・バターフィル氏は、「ビットコインの価格が新高値を達成するスピードが速かったため、今年は投資家の価格意識が非常に高かったと考えている」と述べました。
同報告書によると、仮想通貨投資への流入の約97%がビットコイン関連商品に流れたといいます。1月22日現在の運用資産総額(AUM)は297億ドルで、2019年末の20億ドルから大幅に増加しており、業界の天文学的な成長を示しています。
まだまだ成長を加速させる仮想通貨の世界で記録的な成長を見ることは難しくありません。Overbit.comでは今後も成長するこの市場の最新情報を提供し続けます。
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