ハッカー集団ダークサイドへ支払われた身代金75BTCの大半が米国捜査当局によって回収される
米国司法省は月曜日、先月米国東海岸の重要なパイプラインの停止を引き起こしたハッカーの身代金として支払われた数百万ドルのビットコインを回収したと報告しました。
問題の会社であるコロニアルパイプライン社は、ロシアを拠点とするハッカー集団ダークサイドより身代金を要求され、75BTC(約440万ドル)を支払っていました。今回米国捜査当局が回収に成功したと言われているのは、そのうちの大多数である約63.7BTCです。
同局が新たに設立したランサムウェア・デジタルエクストラクション・タスクフォースにより資金を回収したと米国副司法長官のリサ・モナコ氏は、述べています。
マイクロストラテジー社が更なるビットコイン買い増し準備
ビットコインの最大の支援者であるビジネス分析会社マイクロストラテジー社は、このところの大暴落で2億8500万ドルの損失を見込んでいますが、更に買い増すために4億ドルの調達をしようとしています。
バージニア州に本社を置くマイクロストラテジー社は、月曜日の朝に提出した規制当局への報告書において、6月30日に終了する会計四半期において減損損失(資産の現在の価値から取得価格を差し引いた額)が発生する見込みであることを報告しました。これはビットコインの市場価格の変動に基づくものです。
それでも、月曜日の朝、プレスリリースで、機関投資家から2028年満期の4億ドルの有担保社債を募集していることを始めました。同社は、この債券発行による純収入は、他のビットコインの購入に使用されると述べています。プレマーケットでほぼ横ばいのマイクロストラテジーの株価は、2月の20年ぶりのピークから約55%下落しており、4月のピークから約43%下落したビットコインよりもさらに下落しています。
約92,079BTCを保有するマイクロストラテジーの資産は、かつては50億ドルを超えていましたが、現在は約34億ドルとなっています。20億ドルの純資産を持つセイラーCEOは当時、同社の投資拡大について、「世界で最も広く採用されている仮想通貨であるビットコインが、信頼できる価値の保存手段として機能するという(当社の)信念を再確認した」と述べています。
ビットコインのボラティリティーが顕在化している中で、ビットコインを購入するためにさらに資金を調達することは、非常に賢明な選択、あるいは無責任な選択になる可能性があります。今年の残りの期間に市場がどのように展開するかを見守る必要があります。
一方で、最近のランサムウェアの攻撃を受けて、米国がビットコインをますます精査するようになっているので、刺激的な動きに欠けることはありません。
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