LENDEX(レンデックス)とは
LENDEXは、株式会社LENDEXによる不動産投資をメインとするソーシャルレンディングサービスです。
2017年からサービスが始まり、大手不動産である東急リバブルと提携していることから話題になりました。
近年になって日本でも広まってきたソーシャルレンディングですが、その中でもLENDEXは利回りの高さや堅実性において高い評価を受けており、投資家からの注目を集めています。
そんなLENDEXについて、本記事では詳しく解説していきます。
他のソーシャルレンディングサービスについて知りたい方は、こちらの記事『【ソーシャルレンディング19社を比較】おすすめ業者をランキング形式で紹介!』をご覧ください。
LENDEX(レンデックス)の特徴
LENDEXは、他のソーシャルレンディングサービスとは違った特色を持っています。
特に、堅実性において抜きん出た点が多いです。
大部分の案件で不動産担保付き
全ての案件に対して、不動産担保がつけられているところが大きな安心材料です。
借り手側から回収が不能になるという最悪の事態を迎えても、不動産担保の売却によって元本に充当されます。
この際、懸念されるのが不動産の資産価値の査定の信頼性です。
LENDEXの場合は、不動産の資産価値は業界大手の東急リバブルが査定しており、信頼性も非常に高い部類に入ります。
ただし、一部の案件について、東急リバブルが査定をしていると明言していないものがあるので、その点には注意が必要です。
高い利回り
他のソーシャルレンディングシステムが利回りを年利5%~6%に設定していることが多いですが、LENDEXでは、利回りをおおよそ年利8%から10%で定めています。
これは、業界一位二位を争う高設定になっています。
また、2019年5月現在で延滞や貸し倒れがあったという事実がなく、堅実な資産運用を期待できるだけの実績を兼ね揃えているソーシャルレンディングシステムと言えるでしょう。
LTV(ローン依存率)が設定されている
LENDEXにおいては、LTV(ローン依存率)が80%を越えないように設定されています。
つまり、5000万円の不動産を担保に入れた場合、借り手に対して貸し出す金額が4000万円以下になるということです。
これにより、仮に不動産の評価額が何等かのインシデントにより下がってしまっても、20%の下落までであれば原本割れを起こさないということを示唆します。
民泊開発案件が多い
不動産系ソーシャルレンディングサービスでは、東京や神奈川などの大都市圏の不動産を扱っている場合が大半ですが、LENDEXの場合は京都府の古民家や宿泊施設改修を目的とした案件が多いのが特徴です。
現在、外国人観光客の間では、日本の古民家や古い旅館といった建物が人気を集めています。
しかしながら、現在では外国人観光客向けに改修された古民家や古い旅館の数が足りていないのが現状です。
LENDEXはそこに着目しており、単価の高い民泊ビジネスを作り出すことで、大きな収益の発生を狙っています。
利息は毎月分配
LENDEXにおいては、利息を毎月4日、もしくは末日に分配することとなっており、配当を短いスパンで受け取ることが可能となっています。
配当の発生までのタームが一か月ごとなので、次なる資産運用にスピーディーに動くことができるのが、LENDEXの魅力の一つです。
LENDEX(レンデックス)のメリット
LENDEXは投資家のユーザビリティに十分な配慮がなされたソーシャルレンディングサービスです。
LENDEXを利用することにより、より効率的な資産運用が可能となります。
運用開始までのタイムラグが少ない
募集の終了から運用の開始までのスパンが短く、ロスタイムが発生せず、スピーディーかつ効率的な資産運用が可能な点が、LENDEXの魅力の一つです。
場合によっては、募集の終了が終わった次の日には運用が開始される場合もあります。
他のソーシャルレンディングサービスにおいては、募集の終了から運用の開始まで短くて二週間ほど、長ければ一か月ほどの時間を要するところもあります。
それらと比較すると、LENDEXの資産運用までのスパンは非常に短く、効率の良い投資を行うことができます。
短期案件が多い
LENDEXは、ほとんどの案件が短期間案件であるという点がメリットです。
ソーシャルレンディングにおいては、投資をしてから運用が終了するまでの間途中解約することが出来ず、長い間資産がロックされるというデメリットがあります。
このデメリットは案件が長期であればあるほど大きくなります。
LENDEXの案件は1年以内の短期間案件がほとんどで、資産がロックされる期間が短く、分配金を早めに受け取ることができます。
また、長期案件と違って資産を経済的なリスクに晒す期間が短いというのも安心材料です。
早い段階で利益を回収したいと考えている人にとって、LENDEXは非常に相性の良いソーシャルレンディングサービスです。
出金手数料がかからない
LENDEXは、出金手数料(払い戻し手数料)無料であるというのも一つの魅力です。
その他、口座開設手数料、取引手数料までもが無料です。あらゆる入出金において手数料が発生する他のソーシャルレンディングサービスと比較して、LENDEXは大変良心的であると言えます。
手数料が発生するのは、入金時のみとなっており、手数料コストが少なくて済みます。
ちなみに、LENDEXは入金の反映が他のソーシャルレンディングサービスと比較して圧倒的に早いという点が、投資家の間で高く評価されています。
比較的少額から投資可能
ソーシャルレンディングサービスは大方5万円~10万円からの投資を認めているところが大半ですが、LENDEXは2万円からの投資が可能な案件が多くあります。
ソーシャルレンディングによる資産の運用についてのハードルが低く、資産の少ない人や、投資の初心者にとって参入しやすいのが特徴です。
また、投資に興味はあるが、大きなリスクを背負いたくないという人にも向いています。
LENDEX(レンデックス)のデメリット
優れた面を多く持つLENDEXですが、やはり投資である以上デメリットを背負っています。
このデメリットを把握した上でLENDEXにおける投資を行うことが非常に重要です。
すぐに完売してしまう
LENDEXは、その人気と募集規模から、ものすごい勢いで投資の申し込みが集中してしまい、そもそも申し込みが間に合わないというケースが非常に多いです。
LENDEXから投資家から相当な人気を集めているソーシャルレンディングサービスであり、募集開始から20分ほどで申し込みの受け付けを終了することはザラにあることです。
極端な場合だと、15:00に募集を開始し、15:01には募集が終了となっていたというケースもありました。
LENDEXの場合は案件のほとんどが小規模な部類に入るので、早期の募集終了にさらなる拍車をかけています。
したがって、募集時には、秒単位でのし烈な争奪戦になります。
募集の開始は12:00か15:00のどちらかであることが多いようです。
LENDEXを通じて投資するためには、この時間にはパソコンの前ですぐに投資の手続きが行えるようにスタンバイする必要があります。
12:00も15:00もサラリーマンにとっては就業中である可能性が高い時間で、そもそも案件に対して投資するタイミングが回ってこないというケースも考えられます。
突然の代表者変更
2019年3月1日に、株式会社LENDEXは突如として代表者を変更することを発表しました。
創業者の筧悦生氏が退任、新たな代表者として財務省出身の田川徳彦氏が就任しました。
突然すぎる代表者の変更に、ユーザーの間には戸惑いと不安が広がりました。
交代した理由に関しては、筧悦生氏の会計ビジネスが多忙になってきて、ソーシャルレンディング事業との兼業が成り立たなくなったため、との声明を出しています。
田川徳彦氏は、当時の大蔵省に1984年に入省、その後、総務省、財務省を歴任してきた経緯があり、金融関係におけるノウハウを高いレベルで備えている人物であることが予想できます。
財務省においては、国際局調査課為替実査室長、預金保険機構監査部、審理役を務めていた経緯を持っています。
LENDEXにおいては、財務省における経験を活かしてコンプライアンスの強化に努めるとのことです。
旧代表者の筧悦生氏は、LENDEXから離れるわけではなく、今後は管理部長として引き続き業務に携わります。
LENDEX自体、歴史の浅いソーシャルレンディングサービスであるため、より投資家からの信頼性を獲得するために、金融取引に精通し、コンプライアンスについて明るい田川徳彦氏を招聘したものと考えられます。
LENDEX(レンデックス)の登録方法
LENDEXへの会員登録は、LENDEXの公式サイト(https://lendex.jp/)から行います。
本人確認の手続き、運用口座登録、郵送による認証コードの受け取りなどの処理を経て、正式に会員登録が完了し、資産運用を始めることができます。
事前準備
LENDEXへの会員登録を行うにあたり、
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、外国人登録証明書のいずれか一点)
- マイナンバーカード(個人番号カード、通知カードなど)
- 登録用のメールアドレス
- 運用口座
を準備する必要があります。
メールアドレスや運用口座情報については、LENDEXの公式サイトの投資家申請画面において入力します。
アカウント作成
最初にアカウントの作成を行います。
LENDEXの公式サイト(https://lendex.jp/)トップページの画面右上の「口座開設」ボタンをクリックします。
この際、「契約締結前交付書面」など、4種の書面のダウンロードが必要です。
指示に従い、これをダウンロードします。
投資家申請
続いて投資家申請を行うため各種情報の入力を行います。
画面の指示に従い、資産状況、金融取引経験を入力してください。
入力内容によっては、申請要件を満たしていない
ため投資家申請が出来ないというように表示される場合があります。
続いてユーザー名、メールアドレス、パスワードを設定します。
入力後、次へ進むと入力情報確認画面が表示されるので、間違いがなければ「確認メール送信のボタンを押してください。
次の画面において、氏名や住所などの個人情報を入力します。
続いて、投資家申請の画面で勤務先情報、LENDEXで使用する口座情報をそれぞれ入力します。
以上で投資家申請の手続きは終了です。
続いて確認書類の送付手続きを行うため、マイページにログインします。
確認書類の送付
マイページにログインすると画面左上隅に「確認書類を送付」というボタンがあるので、これをクリックします。
次の画面では、本人確認書類送付、マイナンバー確認書類送付、銀行口座確認書類の送付を行います。
以上3点を送付して、こちらからの情報入力は終了になります。
この後、LENDEXによる審査が実施され、審査結果の通知の処理が取られます。
審査結果の通知
ここまでの手続きが行い、認証コード発行の通知メールが来た翌営業日か次の日には、LENDEXより簡易書留で審査結果が送付されてきます。
封筒の中には認証コードを通知する用紙が入っています。
この認証コードを使って、LENDEXにログインするという形になります。
LENDEX(レンデックス)の評判・口コミ
LENDEXは大人気のソーシャルレンディングサービスであるという評判や口コミが非常に多く見られます。
高い利回り、気軽に運用できるハードルの低さ、ユーザビリティなどが高く評価され、信用性を棄損するようなものはほとんど見当たりません。
Twitterでも、LENDEXを高く評価する投稿が多く、実際に投資した人達の満足度も高いようです。
不動産投資の人気が高まる中で注目しておきたいのがレンディックス(LENDEX)です。
短期投資中心で毎月分配型のため始めやすく、業務提携先に東急リバブルがあるのも強み。
ただし、頻繁に案件が出るわけではなく、すぐに売り切れる傾向にある点は注意も必要です。
— ソーシャルレンディング屋さん (@sociallending7) 2019年2月28日
去年20万申し込んだソーシャルレンディングのLENDEXから一回目の分配金お知らせメールが。
たった年9%?って子供には言われたけど、今の私には嬉しい限り😂 pic.twitter.com/aRcphTVPew— まゆりん (@mayurin0708) 2019年1月4日
LENDEXが知らないうちに2万円から投資可能になってる!!
新規募集されたファンドも利回り10%だからついつい投資したくなるんだよな〜
。
どうしようかな〜、悩む〜— メカニック@IFOエンジェル投資 (@ipomechanic) 2017年11月16日