OwnersBook(オーナーズブック)とは
オーナーズブックとは、ロードスターキャピタル株式会社によって運営されている、少額からの不動産投資に特化したソーシャルディングのサービスです。
一口1万円から不動産のオーナーまたは債権者として参加することが可能ですので、気軽に始めることができるようになります。
個人投資家同士でコミュニティも形成されており、投資家同士で情報交換を積極的に行うことができます。
また、各投資家のリスク許容度に応じた様々なタイプの投資商品を用意しており、投資の幅も広がっています。
OwnersBook(オーナーズブック)の運営会社
オーナーズブックを運営している会社は、東証マザーズ上場企業であるロードスターキャピタル株式会社です。
ロードスターキャピタル株式会社は、不動産投資に革命を起こしたいという思いから、一般社団法人日本不動産研究所やゴールドマンサックス・リアルティ・ジャパン等で不動産マネジメントに従事していた岩野達志氏によって2012年3月に設立されました。
ロードスターキャピタル株式会社は、元々総合不動産会社として宅地建物取引業やコンサルティング業務、仲介業務等を行っていおり、不動産に関する実績が高い企業となります。
会社設立から2年6か月後の2014年9月より、不動産特化型のソーシャルレンディングであるオーナーズブックのサービスを開始しました。
オーナーズブックは大型案件の組成と投資家会員の拡大により、年々着実に成長してきています。
他のソーシャルレンディング業者について知りたい方は、こちらの記事『【ソーシャルレンディング19社を比較】おすすめ業者をランキング形式で紹介!』をご覧ください。
OwnersBook(オーナーズブック)の特徴
運営会社が上場企業
オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社は、東証マザーズに上場している上場企業です。
ソーシャルレンディングを取り扱っている事業者の中でも、数少ない上場企業の一つです。
財務状況も安定しており、純資産は58億円を超えています。
倒産リスクは非常に低い企業であるということができるでしょう。
社内に不動産のプロが在籍
オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社の社内メンバーには、不動産鑑定士、ビル経営管理士、宅地建物取引士等の不動産業界の専門家が多数在籍しています。
オーナーズブックで取り扱っているソーシャルレンディングの案件も、この不動産に精通した専門家によって厳選されており、価値のある投資機会を提供しています。
投資家からの人気も高く、提供している案件のほぼすべてが満額で成立しています。
全案件担保付き
ソーシャルレンディングを取り扱っている事業者の中には、担保や保証のない案件を取り扱っている事業者もあります。
このような案件では利回りが高くなる傾向がありますが、利払いや償還の遅延や貸し倒れ等のリスクが高くなります。
オーナーズブックで取り扱っているソーシャルレンディングの案件は、すべて対象不動産の担保が付いていますので安心です。
不動産の専門家が厳選した価値の高い不動産が担保になります。
登録会員限定SNS
オーナーズブックでは、登録会員限定のSNSサービスを提供しています。
オーナーズブックのSNSでは、投資家同士で友達申請やメッセージのやり取りをする事ができます。
投資をする際の情報交換のツールとして活用することが可能です。
また、このSNSにはロードスターキャピタル株式会社の社長も参加しています。
OwnersBook(オーナーズブック)のメリット
財務状況が安定している
オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社は2012年の創業以来、一貫して成長し続けている優良企業です。
2017年には東証マザーズへ上場し、市場から約23億円の資金調達も行っています。
年々東証マザーズの上場基準は厳しくなっていると言われていますが、その厳しい上場基準をクリアしており、財務状況も安定しています。
透明性が高い
オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社は、東証マザーズに上場している上場企業となりますので、財務や経営に関する情報がweb上で公開されています。
上場基準を満たすためには、財務や決算等の情報の適切な開示と会計監査人等の設置が義務付けられているため、非常に透明性の高い運営がなされています。
過去に貸倒れ・延滞が無い
ロードスターキャピタル株式会社は、不動産特化型のソーシャルレンディングサービスであるオーナーズブックの提供を2014年9月から開始していますが、サービス開始以来、貸倒れや遅延は一切発生していません。
オーナーズブックは不動産に特化しており、すべての案件に担保が付いています。
また、対象の不動産は専門家によって厳選された価値の高い不動産であるため、貸倒れや遅延のリスクが非常に低くなっています。
少額から投資可能
オーナーズブックは、一口1万円の小額から投資が可能ですので、手軽に始めることができます。
取引手数料や口座管理手数料も発生しないので、シンプルで分かりやすい投資商品といえるでしょう。
OwnersBook(オーナーズブック)のデメリット
利回りが低め
オーナーズブックの利回りは5パーセント前後となっており、他のソーシャルレンディング事業者と比較するとやや利回りが低くなってしまいます。
しかし、担保物件が付いているという点やリスクが低く設定されているという点から、妥当な利回りであるということができるでしょう。
募集がすぐに終わる
オーナーズブックは現在、募集案件が少なく、さらに投資の手軽さや安全性から人気があるため、すぐに売り切れてしまうことがあります。
オーナーズブックでは厳選された案件のみの紹介となっているので安全ですが、このようなデメリットもあるということに注意してください。
投資家登録後も、すぐに投資できるわけではありませんので、案件の募集について常に気を配っておきましょう。
メザニンローンに投資
ソーシャルレンディングには、主にシニアローンとメザニンローンの2種類があります。
シニアローンとは、通常のローンのことを指しています。
貸し倒れ等が起きた際には、優先して担保や保証による回収を受けることができます。
メザニンローンは、シニアローンに劣後する債務のことを指します。
メザニンローンは、シニアローンと比較して利回りが高いという特徴がありますが、万が一の貸し倒れ等が発生した場合、シニアローンに比べると全額回収できなくなる可能性もあります。
オーナーズブックが提供しているソーシャルレンディングは、メザニンローンが中心となります。
メザニンローンの特徴やリスクを理解して上で、投資判断をしていきましょう。
不動産市場の影響を受ける
オーナーズブックは、不動産に特化したソーシャルレンディングとなりますので、当然不動産市場の影響を受けることになります。
不動産市況が軟調で想定していた収益を上げられない場合には、利払い・償還の遅延や貸し倒れ等のリスクが上がります。
ただし、オーナーズブックが取り扱っている案件は、専門家によって厳選された都心部の優良物件が中心となります。
資産価値の下落のリスクが低い案件が多くなりますので、サービス開始以来一度も遅延や貸し倒れ等を起こしていません。
OwnersBook(オーナーズブック)の登録方法
事前準備
オーナーズブックに登録するために、下記のものを用意しておきましょう。
- メールアドレス、Facebook ID、Yahoo Japan IDのいずれか
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポート、外国人登録証明書のいずれか)
会員登録
まずは、オーナーズブックトップページ(https://www.ownersbook.jp/lp/)の「無料で会員登録をする」ボタンをクリックします。
Facebook ID、Yahoo Japan ID、メールアドレスのいずれかで会員登録をすることができます。
メールアドレスで登録した場合は、メールボックスに認証用のURLが添付されたメールが送られてきますので、クリックして認証します。
認証用のURLを開くと、会員登録の画面に移りますので入力していきましょう。
投資家申請
会員登録後は、引き続き投資家申請を行います。
STEP1で、氏名や住所、生年月日等を入力していきます。
STEP2で支払いパスワードの設定、STEP3で投資経験について入力していきます。
ソーシャルレンディングの経験がない人は、ここでオーナーズブックのサービスを簡単に紹介した動画を視聴することになります。
その後、取引約款や重要事項説明書、同意書等を確認して入力内容を確認します。
取引約款や重要事項説明書、同意書等は、きちんと確認しておくことをおすすめします。
本人確認
投資家申請の必要事項を記入した後は、本人確認書類の提出に移ります。
本人確認書類で利用できるものは、運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポート、在留カードのいずれかとなります。
これらの中から、氏名と現住所が確認できるものを提出する必要があります。
提出方法はファイルのアップロード、メール、郵送の3種類があります。
審査結果の通知
本人確認書類の受領後、速やかに書類審査に移ります。
審査を通過した後は、投資家申請から5営業日以内に書留郵便で通知されます。
受領確認が取れた時点で、すべての手続きが完了となります。
OwnersBook(オーナーズブック)の評判・口コミ
Twitterでのオーナーズブックの口コミや評判です。
オーナーズブックは、投資案件の安全性に定評があるため、人気が高く中々投資できないという声があります。
人気すぎて投資できない、と噂のオーナーズブック。
運営元ロードスターキャピタル社の川畑執行役&成田取締役運用部長に直接お話を伺った内容を記事化。
投資家が10戦10勝できるような「プロの不動産投資家が満足する水準」を案件化していく目線にしており、安心できます。https://t.co/9Lbp2Zwz9w
— USK @サイドハッスラー (@usk_investment) 2019年5月7日
オーナーズブックの投資機会逃してしまいました。18時開始のクリック合戦に参加するの、サラリーマンには辛いです
— 宇海(うみ) (@UmiGalaxyOcean) 2019年4月19日
オーナーズブックを運営しているロードスターキャピタル株式会社の成長性に対する期待も伺えます。
すごいな。オーナーズブックの人気はもはや誰もが知るところですが、ロードスターキャピタルの企業としての成長性にも注目したいです。 https://t.co/3uOHJO0ma7
— ソーシャルレンディング屋さん (@sociallending7) 2019年4月15日
現状のソシャレン業者だと、なんだかんだ一番おすすめはオーナーズブックです。
ただもう少し期間短めの案件が欲しいのと、案件の数をもう少し増やして欲しい。
改めて2018年12月期の業績も見ましたが、順調で素晴らしいですね— 小林亮平 / 資産運用ブログ (@ryoheifree) 2019年4月6日
ただし、投資に参加しにくいという声もちらほらあります。
今日のオーナーズブック開始時間非公開なんだ(^_^;)買いにくいなぁ…過去に15時だったことあるけど、どうかな?買える気がしない(笑)
— スワニルダ (@seaseasea21) 2019年3月21日