SBIクリプトカレンシーホールディングスによるICOが実施予定
SBIの仮想通貨事業の持株会社である、SBIクリプトカレンシーホールディングスが、来年度中にICOを実施する予定であることが2018年1月30日に行われた決算説明会で発表されました。
2018年2月16日追記:SBIのICO調達予定額が国内最大級となる、500億円にものぼることが判明しました。
SBIクリプトカレンシーホールディングスは、SBIが展開する多数の仮想通貨事業を集約する目的で設立された持株会社になります。
社名 | 事業内容 |
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SBIクリプトカレンシーホールディングス | 仮想通貨事業を取りまとめるSBIの中間持株会社 |
SBI Crypto | マイニング事業 |
SBIバーチャルカレンシーズ | 仮想通貨取引所 |
SBI Capital Base | ICOプラットフォーム |
SBI Co Venture Asset Management | 仮想通貨ファンドの組成、マーケティングなどの、投資助言・仲介サービス |
T1R (USA) | ICOコンサルティング |
BCause (USA) | 個人・法人向け仮想通貨デリバティブ |
DigitAEX Limitide (HK) | 仮想通貨取引所 |
ICO時に発行予定のトークン
SBIは、ICO時に以下の2種類のトークンを発行する予定であるとしています。
Service-Backed Token
Service-Backed Tokenを保持することで、SBIが展開する仮想通貨事業のサービスを無料または好条件で一定期間利用できるそうです。
現在詳細は明らかにされていませんが、中国の取引所Kucoinが発行しているKCSトークンのように、保持していると、取引手数料が割引になるものが想定されます。
詳細が発表され次第、随時追記していきます。
Asset-Backed Token
Asset-Backed Tokenとは、発行主体の資産や知的財産などに裏付けられたトークンであり、SBIクリプトカレンシーホールディングス傘下にある、仮想通貨関連の企業が売却された際のキャピタルゲインの一部などが保有者に分配されることなどが検討されています。
2018年3月期 第3四半期決算説明会
参考資料はこちら