仮想通貨の投資を始める場合は、取引を行う取引所を選ばなければなりません。ただし、これから仮想通貨の投資に挑戦する初心者は、どの取引所を選べばよいかわからないこともあるでしょう。
そこで初心者におすすめなのが、取引所を選ぶ基準として取引ツールの機能性の特徴を知ることです。
特に、GMOコインの取引ツール「WEBTRADER」は、非常に使い勝手が良いことで有名です。
この記事では、GMOコインの取引ツール「WEBTRADER」の特徴について徹底解説します。
GMOコインの特徴は?
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社が運営する国内大手の仮想通貨取引所です。
GMOグループには、GMOクリック証券などの金融サービスを提供している会社があり、豊富な金融サービスのノウハウがGMOコインの運営に活かされています。
2Wayプライスの販売所で15種類の通貨を取り扱っており、日本円の出金手数料は無料になっています。また、パソコン専用のレバレッジ取引ツール「WEBTRADER」を利用できます。
高機能取引ツール | WEBTRADER、GMOコイン暗号資産ウォレット |
高機能取引ツールの対応通貨ペア(レバレッジ) | BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPY |
注文方法 | 成行、指値、OCO、逆指値注文、スピード注文、IFD、ストリーミング注文、IFO、注文一括決済 |
特徴的な機能 | 両建て |
WEBTRADERとは?
WEBTRADERとは、GMOコインが提供しているパソコン専用のレバレッジ取引専用ツールで、高性能チャート「Trading View」を採用しています。
Trading Viewでは、板情報やローソク足チャート、売買などを一画面に集約しています。多様なテクニカルを使ったチャート分析、板の値動きなどの確認が可能です。
レバレッジ取引専用ツール
WEBTRADERは、レバレッジ取引に特化したパソコン専用の高機能取引ツールです。歩み値や注文機能など、投資家が求める機能を兼ね備えていて、ひとつの画面で取引が完結できます。
Webブラウザーを使って利用することが可能で、WindowsやmacOSで利用できます。
口座を持っていなくてもWEBTRADERを利用して、板の値動きや多様なテクニカルを使ったチャート分析など、注文以外の操作が可能です。
高性能チャート
高性能チャートのTradingViewは、世界中のトレーダーが利用している分析プラットフォームで、Webブラウザー上で快適に動作する新世代チャートです。
あらゆる分析を想定した多種多様なインジケータや、多種の描画機能が準備されています。
インジケーターは色やパラメータを自分の好みに合わせたカスタマイズが可能で、自分好みのチャートを作成して相場予測に活用することが可能です。
WEBTRADERのスペック
WEBTRADERの高性能チャートTradingViewは、81種類のインジケーターと70種類を超える描画機能が準備されており、過去〜現在の状況をテクニカルに分析できます。
利用可能なライン描画、インジケーター、足種類は以下の通りです。
ライン描画(抜粋) | トレンドライン、水平ライン、垂直線、円ライン、平行チャネル、フィボナッチ・リトーレスメント、ギャン、ピッチフォーク、エリオット波動など |
インジケーター(抜粋) | 移動平均線、MACD、RSI、EMA、プライス出来高トレンド、ストキャスティクス、モメンタム、ボリンジャーバンド、一目雲、出来高オシレーター、荷重移動平均線、Williamsアリゲーターなど |
足種類 | 全12種類(1分、5分、10分、15分、30分、1時間、4時間、8時間、12時間、1日、1週間、1ヶ月) |
WEBTRADERの使い方は?
WEBTRADERはレバレッジ取引に特化した機能性に優れたトレードツールで、一つの画面で取引が完了できるように作られています。
Trading Viewを搭載しており、81種類のインジケーターと70種類以上の描画ツールを使い分けることができ、取引の上級者でも満足できる機能になっています。ローソク足の種類も全12種類の選択が可能です。
Webアプリでも高機能チャートを利用でき、レバレッジ取引や暗号資産FXなども気軽に行うことが可能です。口座を作らなくても取引画面を見て使い心地を試せます。
テクニカル分析
WEBTRADERを使用して過去のチャートをテクニカル分析することで、今後の値動きを予測する根拠を掴むことができます。
仮想通貨のチャートは、過去の値動きに似た動きをすることが多いため、過去の値動きを分析することで今後の予測がしやすくなります。
ただし、チャートは過去の必ずしも過去の値動きに似た動きをする訳ではなく、突然大きな値動きをすることがあります。
そのため、テクニカル分析だけを頼みにするのではなく、国際情勢や経済のニュースなど様々な要因を総合的に考えて取引をすることが大切です。
ローソク足
ローソク足は特定の期間の値動きをあらわしたもので、WEBTRADERには全12種類の足が存在します。
ローソク足チャートは、江戸時代に生まれた伝統あるチャートです。
太い部分が始値と終値をあらわしており、陽線と陰線があります。細い部分は髭と呼ばれ、時間単位での最高値・最安値を知ることができ、ローソク足が売買のサインになることがあります。
ローソク足とは?
ローソク足は特定の時間内での値動きをあらわしてもので、1本のローソク足で高値、安値、始値、終値を示すことが可能です。
始値より終値が高いものを「陽線」、始値より終値が低い場合は「陰線」と呼ばれ、ローソク足の組み合わせを見ることで売買のタイミングを図ることができると言われています。
主なローソク足について解説します。
大陽線・大陰線
大陽線・大陰線は実体の大きいローソク足で髭がほとんどなく、相場の勢いの強さを示しています。大陽線の実体が長ければ買いの勢いが強く、大陰線の実体が長ければ売りの勢いが強いと考えます。
「大陽線が出たら買い、大陰線が出たら売り」という根拠でトレードができます。
上影陽線・下影陰線
上影陽線・下陰陰線とは実体が小さく髭が長いローソク足で、それぞれ以下のような判断基準になります。
・上影陽線:高値圏で上影陽線が現れたら、売りのサイン
・下陰陰線:安値圏で下影陰線が現れたら、買いのサイン
非常に単純な売買根拠ですが、相場の転換サインになる可能性もあります。
小陽線・小陰線
小陽線・小陰線とは、上下に髭が付いた実際が小さいローソク足のことで、相場がどちらに行くか迷っていることを意味します。
小陽線・小陰線が出現した場合は、売買はせずに様子見が正しい選択です。方向感をはっきり示すローソク足が出現するまでしばらく見守りましょう。
まとめ
この記事では、GMOコインの取引ツール「WEBTRADER」の特徴について徹底解説しました。
取引所を選ぶ際は、取り扱っている仮想通貨の種類や取引所の知名度で選ぶこともありますが、取引ツールの機能性を基準にして選んだほうが有利な取引ができます。
取り扱っている仮想通貨の種類が豊富でも、取引ツールの機能性が良くないと投資で損失ばかり出してしまう恐れがあります。
GMOコインのWEBTRADERは、高性能チャートのTrading Viewを採用しており、機能性が高くとても使い勝手のよい取引ツールです。
これから仮想通貨の投資を始める方は、選ぶ取引所としてGMOコインを検討してみてはいかがでしょうか。