数ヶ月後米国の銀行でビットコイン取り扱いがスタート
仮想通貨カストディ企業NYDIG(ニューヨーク・デジタルインベストメント・グループ)が、フィンテック大手のフィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービスと提携し、今後数ヶ月で米国の銀行がビットコインを提供できるようにするとCNBCが報じました。
NYDIGの銀行ソリューション部門の責任者であるPatrick Sells氏によると、登録されている銀行のほとんどは小規模な地方銀行ですが、すでにいくつかの米国内大手銀行とも交渉しているとのことです。
これらの銀行はこの数ヶ月間、多くのユーザーがコインベースなどの仮想通貨取引所にアカウントを開設し、取引をスタートしていることを見てきており、そのボリュームの多さが銀行さえも動かした結果となります。
今までに何度も伝えてきていますが、旧来の金融システムが仮想通貨を迎え入れ始めています。このプログラムは今のところビットコインのみに限定されており、数百の銀行の参加にとどまりますが、時代は変わりつつ有り、私達仮想通貨コミュニティにいる人にとっては、歓迎すべき内容と言えます。
テキサス州が独自の環境を武器にビットコインマイニングのメッカに
Nasdaq.comのレポートによると、テキサス州が新たなビットコインのメッカになりつつあり、テキサス州独自の規制とエネルギー源の組み合わせが最適な環境とのことです。
一見すると、テキサス州は電力供給に優れているかと言われるとそのようには見えません。エネルギー価格は比較的低く、マイニング事業者にとっては魅力的ですが、気候が良いとも言えませんし、先日発生したアイスストームでは一部の家庭や企業で最大4日間の停電となりました。
ところがテキサス州には、数多くの油田やガス田が有り、天然ガスやその他の化石燃料の派生物の形で大気中に放出またはフレアアウトされるだけの過剰なエネルギーが有り、それらを利用することでより安く、より効率的にビットコインのマイニングをしようとしています。
テキサス州のリック・ペリー前知事は、仮想通貨マイナーを「州内の雇用創出と持続的な経済成長のための主要な促進剤」と呼び、グレッグ・アボット現知事はビットコインマイニング会社に対するウェルカムマットを敷いています。
これら、ビットコインを始めとする仮想通貨のムーブメントは旧来の金融の巨人・政府をも動かしています。
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