仮想通貨の上昇が著しい。
2020年12月1日に1BTC=203万円をBitFlyerで記録して過去最高値(207万円)に迫る勢いだ。
業界有識者によるとそろそろ調整が入るとみている方も多く、一部の資金を現金化して避難させておくのも重要だ。
仮想通貨は法定通貨と比べて利点も多いが、柔軟にショッピングなどで利用ができなく、使い勝手の選択肢が法定通貨よりも狭いというのは否めないだろう。
より仮想通貨を柔軟に出金したい!使いたい!
など次の悩みを持っている方には朗報だ。
- 仮想通貨チャージ可能なカードが止まってしまった、限度額が少ない
- 仮想通貨でショッピングがしたい
ぜひ最後まで記事を読み進めて欲しい。
LexxPayを活用して便利に仮想通貨を使おう
LEXXPAY(LAO EXCHANGE PAYMENT)とはラオスに拠点を置くLEXX.Co,LTDが運営するウォレット・ペイメントサービスだ。
CRS(租税条約)非加盟の国であるラオスの民間ナンバー1銀行であるJDB(Joint Deveropment Bank)と提携、銀行と提携した世界初のウォレット・ペイメントシステムだ。
しかもJDBがLexxPayへAPI解放しているため、ラオス銀行に送金した金額もLexxPayのプラットフォームでリアルタイムに反映され、いままでにないシームレスな連携をしている。
LexxPayに申し込むと、
- ウォレットサービス
- JDB銀行口座開設
- VISAカードの申し込み
までワンストップで完結できる。
しかも銀行カードを保有できるため、引き下ろし限度額がなく、カードが止まる可能性も少ないというのがメリットだ。
いままでの仮想通貨チャージ可能なカードの場合、発行元が停止になると全ての利用者のカードも止まってしまい、最悪のケースだとチャージしている金額が引き下ろしができないというトラブルが起こる。
LexxPayに関してはチャージした仮想通貨がラオスの自身の銀行口座へ反映されるためいままでのようにカードが止まるという心配が少ない。
✔︎ビットコインをチャージしてATMでの出金限度額なし
✔︎ショッピング利用での限度額なし
✔︎CRS(租税条約)非加盟国ラオスの民間No1銀行の口座開設が可能
✔︎日本居住者である以上どこの国であろうが税金の申告は必要
LexxPayへチャージする流れ
- BTCを自身のLexxPayウォレットへ送金
- 自身のラオス銀行の口座へチャージ
- 銀行が発行するVISAデビットカードで世界中のATMで出金、買物など利用ができる
LexxPayは銀行(ラオス民間No1)と密に提携している為、いままでの仮想通貨チャージ可能なデビトッカードに比べて安心、安全に利用ができる。
LexxPayを使いVISAカードで世界中のATMで引き下ろしができるが、日本国民である以上どこの国にいても日本へ税金を納める必要があるため、税金の申告はきちんとしよう。
ドル建てで年7.2%の定期預金
ラオスのJDB銀行に口座開設するとドル建てで年7.2%の金利がつく定期預金へ申し込みも可能だ。
日本の定期預金は最大でも年間金利0.15%なので実に48倍だ。
年7.2%の定期預金を5万円組むことで、
- 15年後に141,870円になり、利息で91,870円つく。(日本だと51,137円で利息は1,137円)。
- 30年後に402,544円になり、利息で352,544円つく。(日本だと52,300円で利息は2,300円)。
実際の数字をみると日本の銀行に預けておくよりも圧倒的にお得だ。
ただし、注意したい点は日本の銀行と違いラオスの銀行はペイオフがないため、万が一JDBが破綻した場合は一切預け入れている資金の保証がない。
ただし過去の事例をみるとリーマンショックの際にバンク・オブ・アメリカやシティバンクが破綻しそうになった時に国が救済している。規模が大きい銀行が破綻すると影響が計り知れないため、国が救済するということが過去にも起こっている。
JDBに関してもかならず国が救済するかというとわからないが、民間No1の銀行でかつ他国との貿易の中心になる銀行のため、破綻しそうになっても国が救済する可能性があるといえるだろう。
日本の銀行に置いておくだけだとほぼ何も金利がつかないに等しいため、一部の資金を分散させてより高金利の銀行へ預け入れることで将来のお老後の蓄えにできる。
LexxPayのサービス内容
LexxPayのカードスペックは次の通りだ。
- Bitcoinの送受信ができる仮想通貨ウォレット機能
- ラオス民間No1のJDBの銀行口座と紐付く世界初のウォレット機能
- VISAカードにチャージし、世界中で使える
- ウォレット内でJDBにて定期預金(USD)を組み最大年金利7.2%を得れる。
- 引き下ろし推奨額:1回10万円、1日100万円まで(基本銀行カードのため、引き下ろし上限はなし)
- 引き下ろし先:セブン銀行やローソンのATMを推奨。ただし、コンビニによっては1回の引き下ろし限度額が違うため、基本セブン銀行での引き下ろしを運営としては推奨
- ショッピング枠:無制限
【ご注意点】
LexxPayは1日の引き出し上限がないものの、10回ぐらいにとどめるように推奨している。過去1日で32回引き下ろした方がいて、VISAから詐欺や盗難カードとの疑いを持たれてしまい全ての保有者のカードが停止したケースがあるとのことだ。
LexxPayは仮想通貨をより便利に使えるサービスだが当然リスクも存在する。
LexxPay倒産・ハッキングのリスク
LexxPayはラオス民間最大手の銀行と提携しているといっても民間企業のため破綻やハッキングされるリスクは少なからずある。
そのため、万が一を考えてLexxPayに資金を常にいれておかず、必要な分だけLexxPayへ送金し、JDB銀行へチャージするのをオススメする。
LexxPayの登録方法
LexxPayへ登録するとラオス民間最大手の銀行口座も開設できるため、登録には個人情報および身分証のアップロードも必要だ。
それ以外に必要なものは次の通り。
- 口座開設費用:$500(BTC送金のみ対応)
- 口座開設初回デポジット額:$300(開設後自由に出金可能)
まずはここから口座登録をしよう。
✔︎ビットコインをチャージしてATMでの出金限度額なし
✔︎ショッピング利用での限度額なし
✔︎CRS(租税条約)非加盟国ラオスの民間No1銀行の口座開設が可能
✔︎日本居住者である以上どこの国であろうが税金の申告は必要
サイトへアクセスし、上から順に
- Emailアドレス(ログインID)
- パスワード
- パスワード(確認用)
を入力する。
その後入力したメールアドレスに確認コードが届くので、確認コードをコピーしてLexxPayへ貼り付ける。
確認コードを入れた後に個人情報および身分証明書をアップロードする。
対応している身分証明書は次の通りだ。
- パスポート
- 運転免許証
必要情報を上から順に説明していく。
- 氏名(名・性の順)
- Occupation(職業)会社員の場合「employee」、自営業の場合「Self-employee」といれれば問題ない。
- Nationality(国籍)
- Name and Surname in Capital Letter(氏名を全て大文字で)
- Date of Birth(生年月日)
- ID Number / Passport Number(運転免許証番号もしくはパスポート番号)
- Date of Issue(本人確認書類発行日)
- Issue by(発行国籍)*日本の場合JAPANと入力
- Expiration Date(本人確認書類有効期限)
- Place of Birth(出生地)*日本の場合JAPANと入力
- Address(住所)
- City(居住都市)
- State, Province(居住都道府県)
- Zip(郵便番号)
- Home telephone(Country code)(固定電話国別電話コード*日本の場合JAPANを選択)
- Home telephone(固定電話*ない場合携帯番号を入力)
- Mobile(Country code)(携帯電話国別電話コード*日本の場合JAPANを選択)
- Mobile(携帯番号)
全て入力後、その下段「CONSENT OF INTERNATIONAL CARDHOLDER(国際カード保持者の同意)」を確認する。
内容は
1.私は、私のビザクレジットカードの使用のための負債の支払いを確実にするために、銀行が貯蓄口座をブロックすることに同意します。2.私は、クレジットカードの利用により債務が発生した場合、銀行が定める金利や手数料を含めて、銀行が保証金口座から差し引くことに同意し、銀行に対して異議を唱えたり、抵抗したり、権利を主張したりしないことに同意します。
私は、ビザ申請者として、この申請書に記載されている内容が真実であることを証明します。万が一、カードの使用により銀行に損害が発生した場合、私は責任を持って損害を賠償することに同意し、ビザコントロールセンターのルールとラオスの法律に基づいて実行することに同意します。
と記載されている。
注意事項を確認後、日付と氏名を入力する。
ラオスの民間最大手の銀行口座というのもあり、仮想通貨取引所よりも口座開設にあたり必要な情報が多い。
最後に本人確認書類として次のいずれかアップロードする。
- パスポート
- 運転免許証
*いずれも6ヶ月以内の物。
*証明書のフロントページ、顔写真付きのページ、住所記載のページの写真をアップロードする。
全て終わったら下段の「I agree to General Terms of Service, Card Terms and Privacy Policy.(一般利用規約、カード利用規約、プライバシーポリシーに同意します。)」にチェックを入れて「Register」を押せば登録が完了する。
必要情報を入力後、初回登録費用の$800をBTCで送金する。
BTCのレートは10分ほどで変更されるので、実際に支払うタイミングで「支払いボタン」を押すとその時のレートが表示されるようになっている。
万が一多く支払ってしまった場合でも安心だ。
多く支払った場合、LexxPayのアカウント登録が終わった時点でご自身のLexxPayのBTCウォレットに多く支払った分が入金される。逆にBTCのレートが変わってしまい、$800に満たない場合LexxPayのサポートより支払いが足りないということで連絡が入る様になっている。
$800の内訳は先述の通り「口座開設費用:$500」と「初回デポジット:$300*口座開設後出金可」だ。
その後LexxPay支払い完了メールとして、本人確認のメールが届くのでメール内容確認後に、添付されているPDFを印刷して記入し、LexxPayに送付する。送付先もメールに記載されていて、日本住所とラオスの住所が記載されているが、日本の住所へ送付すれば問題ない。
また、JDB銀行の担当者との通訳を交えた1分程のオンライン面談(Skypeなど)も行う。
それと並行し、支払い完了メールに添付されている本人確認書類に署名し、口座開設窓口に送付。
LexxPayにてKYC認証完了から約6週間でVISAデビットカード・通帳・暗証番号が同封された荷物が届く。
LexxPayのサイトからご自身の管理アカウントにログインし、VISAデビットカードとLexxPayのアカウントを紐づけるアクティベートをする。
以上で申し込みから口座開設、VISAデビットカードの利用までが可能となる。
これでLexxPayの申し込みとJDB銀行の口座開設申し込みは同時に行われ、国内にいながら海外の銀行口座を簡単に開設ができる。
最後に
金利や資産管理という点でメリットが多い、海外の銀行口座だが、最近はどの海外口座でも審査が日本人には厳しくなっている。
HSBCや海外の銀行口座は当初日本人でも口座開設できたが、今は必ず現地に出向きかつ、英語がしゃべれないと口座開設は難しい。
ラオスはその点郵送だけで口座開設が完了し、英語を喋る必要もないため、審査が厳格化される前に口座開設し、メリットを今のうちに享受しよう。
✔︎ビットコインをチャージしてATMでの出金限度額なし
✔︎ショッピング利用での限度額なし
✔︎CRS(租税条約)非加盟国ラオスの民間No1銀行の口座開設が可能
✔︎日本居住者である以上どこの国であろうが税金の申告は必要