2017年のブル相場をイメージさせるビットコインの強気相場-Overbit Weekly Round Up

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2017年のブル相場をイメージさせるビットコインの強気相場

今週のOverbit Weekly Round Upでは、まずここ数週間繰り返されているテーマからスタートします。

 

BTCUSDは10月5日から10月12日まで7%近く上昇し、10,804ドルから​​11,555ドルに跳ね上がったことがわかります。

 

これらは2017年に見た数十、数百パーセントの増加ではありませんが、この最近の急増は、今年7月以来のビットコインにとって最高のパフォーマンスの週であり、投資家、トレーダー、さらには傍観者にさえ楽観的な波をもたらしました。

 

仮想通貨データプロバイダーの1つであるTheTieのデータによると、最近では、各国が仮想通貨の規制・監視を強化しているにも関わらず、ビットコインに対する人々の感情は強気相場レベルにまで上昇しています。

 

英国の金融機関である金融行動庁(FCA)は、10月6日に仮想通貨デリバティブ取引を禁止。さらに、世界最大のデリバティブ取引所の1つであるBitMexは、反マネーロンダリング法を回避したとして、米国司法省から複数の訴因で起訴されています。

 

これらは仮想通貨にとって悲観相場をもたらすようなニュースですが、それ以上にMicroStrategy社やSquare社のような大企業が何億ドルものビットコインを購入したことなど、いくつかのポジティブな動きがビットコインの上昇を助けているように見えます。

 

仮想通貨市場はポジティブなことが積み重なる一方で、ネガティブなことは水のように流れていきます。そしてその水はこれから大きな潮の流れとなるでしょう。

DeFiは死んでいない

次にDeFi市場の大きな回復について取り上げます。

 

2020年前半は、DeFiと分散型取引という新しい市場が仮想通貨の世界を席巻したように見えました。

 

2020年の金融市場は脆弱なものでしたが、仮想通貨市場では多くの人はこれらの技術革新が市場を活性化させる原動力となっていたと考えています。

 

しかし、8月が過ぎた後、DeFiトークンの大半はその価値を失いました。

 

この1ヶ月あまりの下落トレンドの間、多くの人が「DeFiの死」と叫んでいましたが、これらのコールは時期尚早だったかもしれません。新興の仮想通貨ではよくあることです。

 

世界をリードするDeFi取引プロトコルであるUniswapは、ここ数週間で取引量が増加し続けています。

 

ここで重要なのは、この新しい分散型マーケットプレイスに対する規制の取り締まりが懸念されていることです。

 

米国政府は、これらの取引所が主要な懸念事項の1つであることを示しています。

 

このようなシナリオは、ビットコインの現在の強気な感情に壊滅的な影響を与える可能性がありますが、今のところ、トレーダーはDeFiの回復を期待しています。

 

そして、反発が実現すれば、ビットコインと仮想通貨市場全体を強気相場に押し上げるきっかけとなり、最終的には史上最高値を更新する可能性があります。

ステーブルコインが世界に与える影響

最後に、ステーブルコインが仮想通貨市場だけでなく世界全体に与える影響について取り上げます。

 

従来、仮想通貨のトレードはビットコインを基軸としたペアで取引されます。しかし多くの利便性からステーブルコイン(USDTなど)ペアでの取引が増加してきています。

 

2019年6月の発行額が36億ドルだったものが、現在の189億ドルにまで上昇しており、ステーブルコインの成長が指数関数的に増加してています。

 

すでにデジタル人民元が世界中の注目となっている通り、デジタルドル、ステーブルコインなどのニーズは、おそらく今後数年間継続するでしょう。

 

仮想通貨の世界で起きていることは、米国政府で起きていることと似ています。連邦準備制度理事会は、次の景気刺激策のために、デジタルドルをエアドロップで市民に配布しようとしています。

 

今後も引続き、世界市場の最新ニュースやトレンドを発信していきます。世界最先端の体験はOverbit.comで。

 

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