仮想通貨取引所GDAC(ジーダック)でのCOSMOS(ATOM)の購入方法
COSMOS(ATOM)が2019年3月14日、メインネットローンチしたことで話題になりました。それにあわせるような形で複数の取引所が先物取引をスタートしています。
いち早くCOSMOS(ATOM)の先物取引を開始したのはDFLOWという韓国の仮想通貨取引所で、2月18日22時00分(日本時間)に上場しています。
https://twitter.com/DflowJ/status/1095867774901968896
参照:https://coinmarketcap.com/currencies/cosmos/#markets
他に、現時点で以下の取引所にもCOSMOS(ATOM)の先物は上場しています。
2019年3月17日現在、COSMOS(ATOM)取引量一位のGDACでの先物はKRWのペアしか存在しません。また、上記参考画像にあるように、Bitforexでは、USDT、BTC、ETHのペアはありますが、価格の乖離が激しいため、この記事では、仮想通貨取引所GDAC(3月14日に上場)でのCOSMOS(ATOM)の購入方法を解説します。
仮想通貨プロジェクトCOSMOS(コスモス)とは?
仮想通貨プロジェクトCOSMOS(コスモス)は2017年4月にICOを実施し、ICO開始からわずか28分で当時約1680万ドルを調達したことで話題になりました。
その28分でCOSMOSを購入できたのは、わずか1090人となっています。
参照:https://fundraiser.cosmos.network/
無数に存在するブロックチェーンのハブとなる
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ネム(XEM)…など、多くのブロックチェーンが存在しています。またこういったブロックチェーンは日々増えています。
そういった、チェーンを超えて相互に運用しようとすることは原則できません。異なるブロックチェーンの相互運用させるシステムがCOSMOSの「Tendermint(テンダーミント)」です。
Tendermintの技術により、COSMOSネットワーク上で、チェーンの垣根を超えた相互運用が可能となり、DAPPSゲーム等の開発技術者は自由に開発ができるとされています。
Binance (バイナンス)が開発したBinance ChainにもCOSMOSのTendermintが使用されている。
Binanceが公開しているBinance DEX(分散型取引所)はCOSMOSのTendermintを使用して開発されたBinance Chainが動かしています。
このことからも、COSMOSがバイナンスに上場するのでは?といった期待の声もささやかれています。
ヴィタリック・ブテリン氏もCOSMOSを頻繁に言及
イーサリアム・プロジェクトの創設者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏もCOSMOSを頻繁に言及しています。
先物(IOU)とは?
仮想通貨の先物取引は正式上場の前段階で実施されます。まだ現物のトークンが無い状態のため、本来であればトランザクションを発生させることができませんが、先物を購入することで正式上場後に交換することが可能となります。
また英語表記でIOUと記される時がありますが、これはI owe you(アイオーユー/あなたに借金をしています)という意味合いです。
IOUに関して詳しく知りたい方は【IOUの意味とは?リップル(XRP)における概念を徹底解説!】もあわせてお読みください。
また、COSMOS(ATOM)先物上場に関しては、COSMOS側が正式に認可しているものではなく、投資家としては、その取引所を信頼するしかないというデメリットもありますので、取引の際はその点をよく理解した上で購入されることを強くお勧めします。
また、先物取引の場合、通常の価格よりも大幅に高い価格になっている場合が多いため、正式上場後に保有している価値より相対的に下がる可能性もあります。
仮想通貨の先物取引に関しては、Poloniexがビットコインキャッシュ分裂通貨2種類の先物取引したことで仮想通貨の先物取引が広く知られることとなりました。
最近では、CoinBene(コインベネ)が先物取引のシードユーザーを募集スタートするなど、各取引所に先物取引採用の流れは広がっています。
GDAC(ジーダック)でのCOSMOS(ATOM)の購入方法
上述の通り、COSMOS(ATOM)の先物上場はDFLOWが先だって行いましたが、現在取引ボリュームはGDACに偏っています。
GDACの口座開設方法に関しては【仮想通貨取引所GDAC(ジーダック)とは?特徴や口座開設方法・ビットコインの入金方法を解説!】を参考にしてください。
ここでは、Googleクロームの翻訳機能を使った状態で解説を進めていきます。
(Googleクロームの翻訳機能を使うとエラーが出るという方は、DFLOWは自動翻訳ですがデフォルトで日本語対応しています。DFLOWの登録はこちら)
上述の通り、一番取引ボリュームの多いGDACでは、ATOM/KRWのペアしか存在しないため、GDACに一度ビットコイン(BTC)などを送る必要があります。
ビットコイン(BTC)の送り方は【ビットコインの送金手数料や送金方法の手順、かかる時間を徹底解説!】を参考にしてください。
まずはGDACウォレットに入っているBTC(ビットコイン)をKRW(コリアウォン)に交換
GDACの公式サイト(https://www.gdac.com/)へ移動します。
メニューから「取引所」をクリック
右側の通貨ペアから「ビットコインBTC / KRW」をクリックします。
※この時、Googleクロームの翻訳機能を使っているとページがうまく遷移しないことがあるため、位置を確認したら一旦翻訳機能アイコンをクリックし、「原文のページを表示」にしてからクリックします。
「売り」のタブへ移動し、左側の買い板、売り板のバランスを見ながら、希望の「購入価格」をKRW(コリアウォン)で入力し、BTCの「注文数量」を入力します。
(ここでは、1BTC=4,483,000KRWのレートで0.05BTCを売却しています。)
指値注文が入りました。
約定すると、「財布」に購入したKRWが入ります。
交換したKRW(コリアウォン)でのCOSMOS(ATOM)の購入方法
右側の通貨ペアから「コスモスアトム ATOM/KRW」をクリックします。
※この時、Googleクロームの翻訳機能を使っているとページがうまく遷移しないことがあるため、位置を確認したら一旦翻訳機能アイコンをクリックし、「原文のページを表示」にしてからクリックします。
再度翻訳機能をオンにし、「買収」タブの状態で、
左側の買い板、売り板のバランスを見ながら、希望の「購入価格」をKRW(コリアウォン)で入力し、ATOMの「注文数量」を入力します。
(ここでは、1ATOM=5980KRWのレートで70.76268213ATOM購入しています。)
注文が約定したら、「財布」に購入したATOMが反映されます。
以上がGDAC でのCOSMOS(ATOM)先物の購入方法です。
上述していますが、ページをクリックして移動する際はGoogle翻訳機能をオフにしないと、うまくページが遷移しないことがありますので、注意しながら進めてみてください。
韓国語が得意な方は原文のまま購入手続きをすることをおすすめします。