Bit-ZのCOOであるYu Yang氏に独占インタビュー!
今回は、香港に拠点を置き、日本でも知名度のある海外取引所Bit-ZのCOOのYu Yang氏にインタビューする機会をいただくことができましたので、インタビュー内容を以下に記載していきます。
自己紹介&経歴
私は金融業界に入ってから4年が経ちましたが、昨年、投資家の友人の紹介でBit-ZのCEO長順さんと知り合いました。長順さんは非常に魅力的な人間で、話もとても合い、取引所のビジネスモデルに将来性を感じていたこともあり、Bit-Zにジョインすることを決めました。
Bit-Zは2016年末に創立し、昨年末に青山資本、国盛金控、梅花天使から1,000万ドル以上の投資を受けました。Bit-Zにとって、一番の強みは優秀なチームと文化、各領域のトップ人材が在籍していることであると感じています。
セキュリティ面やユーザー対応について
セキュリティーについては、Bit-Zが最も重要と考えており、我々は人材の採用と技術サポート面ではかなりの投資をしており、昨年の年末に安全リスク基金を増設しました。
技術面では、ユーザーデータを守るために、銀行レベルのSSL安全リンクを採用しており、今年の5月に、我々は国内のクラウドセキュリティ市場シェア率1位のセキュリティー会社と提携することになりました。
また、研究開発能力に優れたチームがおり、先月ウォレットCoinUをリリースしました。これは分散型マルチチェーンウォレットであり、コールドウォレット機能の他に、自主開発した二次検証ツールも入っています。現在市場でこのウォレットの評価は非常に良いです。
ユーザーサポートの面では、より早くユーザーの質問を回答できるように、Bit-Zのカスタマーサポートは24時間対応になっています。また、大口の顧客向けにスペシャルサービスを増設しました。カスタマサポートチームは、現在全世界で約数百名となっており、中国語、英語、韓国語などに対応しています。
今後の仮想通貨市場に関してどう思いますか?
現在の仮想通貨業界はまだ初期の成長段階であり、個人的にこの市場は非常に将来性があると思います。Bit-Zも老舗の仮想通貨取引所として一定の市場シェアを占めています。
ただし、Bit-Zは取引所トークンを発行したり、ウォレットを作成したりするなど、この業界において、まだまだ模索している段階です。
上場の基準は何ですか?
Bit-Zは業界初の投票上場イベントを行った取引所で、投票用トークンVTCを発行しました。その後、上場するプロジェクトが増えたこともあり、上場するプロジェクトの質はユーザーの利益と関わると分かったため、厳しい上場基準を設けています。
今年の5月に、我々はプロジェクト審査センターを立ち上げ、「プロジェクトの投資背景」、「技術面の実力」、「市場での立ち位置」などの様々な面から調査を行っています。すでに上場済みのプロジェクトに関しても、審査センターは定期的に調査を行い、質の悪いトークンに関しては上場廃止などを行います。
取引所トークンについて
BZはBit-Zグループが発行した取引所トークンで、VTCは投票用トークンです。取引所トークンはグループのエコシステムの一部であり、重要な役割を担います。
Bit-Zの今後やグローバル的な展開について
Bit-Zのプラットフォームで70%以上のユーザーは海外在住のため、海外市場でうまくやっていくことは我々の最も重要な成長戦略です。
今年の7月、Bit-Zのグローバルノードが初めて韓国に来ました。11月中旬にソウルで全世界エコシステム記者会見を行う予定です。その時にグループのグローバル化のネクストステージの成長計画について発表する予定になっています。