ネム財団、セキュリティートークンの取り組みを本格始動!
分散型プラットフォームを展開するNEM(XEM/ネム)は、セキュリティトークンの運用プロトコルや標準化を推進していくことを目的に、世界初のセキュリティトークン取引所「VNX Exchange」とパートナーシップを締結したことを発表しました。VNXは、XEM保有者を含めたより広範囲な投資家に対して、ベンチャーキャピタル投資を可能にします。
セキュリティ(Securities)は、日本語で「証券」という意味です。ICOなどのユーティリティトークンが有価証券に該当するかどうか定まっていないなか、セキュリティトークンとは、「証券として」新しいトークン(セキュリティトークン)を発行します。そのため証券に関する法律がそのまま適用されるため、機関投資家などの投資対象になることが期待されています。
今回のパートナーシップ締結により、仮想通貨NEM(XEM)はVNXプラットフォームの決済手段に採用されることが決まっています。
また、NEMに関連するスタートアップに投資するVCやファンドは、VNXプラットフォーム上のSTO(セキュリティートークン・オファリング)への参加を通して、投資したプロジェクトのトークンの流動性を確保することができる見込みです。
今回のパートナーシップ締結の発表について、VNX取引所CEOを務めるAlexander Tkachenko(アレキサンダー・トカチェンコ)氏は「セキュリティトークン市場に大きなチャンスをつくることができる」と述べ、NEM財団の代表を務めるKristof Van de Reck (クリストフ・ファン・デ・レック)氏は、「NEMがSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)の最先端を進むだろう」と述べています。
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