
bitFlyerが持株会社bitFlyer Holdingsを設立!
大手仮想通貨取引所であるbitFlyerは、持株会社であるbitFlyer Holdingsを設立し、完全子会社となることを発表しました。公式の発表では、主に①背景、②持株会社の体制、③株式会社bitFlyerの体制が述べられています。
ホールディングス化の背景
公式の発表では、ホールディングス化の背景は、「コーポレートガバナンスの強化」と「コンプライアンス体制の徹底」の2点であるとされています。bitFlyerは、今年6月に業務改善命令を受けており、現在は新規登録を停止している状態であり、こうしたことが今回の背景であるとも考えることができます。
bitFlyerの業務改善命令については、【金融庁がビットフライヤーなどの5社以上に業務改善命令へ!日経新聞が報道!】を参考にしてください。
持株会社の体制
今回新しく設立されるbitFlyer Holdingsの体制は、bitFlyerの社長であった加納裕三氏が代表取締役を務める他、以下の3名の取締役の就任が発表されています。
株式会社bitFlyerの体制
株式会社bitFlyerの社長には、新たに鈴木信義氏が就任することが発表されています。鈴木氏は、現在株式会社セディナの常務執行役員であり、今年8月からbitFlyerの顧問を務めていた人物になります。
なお、今回の持株会社の設立により、bitFlyerのサービス内容に変更がないことも発表されています。
【「株式会社 bitFlyer Holdings」設立と株式移転のお知らせ】
本日、当社は持株会社「株式会社 bitFlyer Holdings」を設立し、完全子会社となる株式移転を実施いたしました。株式移転の実施に伴うサービス内容の変更はございませんのでご安心ください。https://t.co/9GBFmFTfs9— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2018年10月1日
持株会社「株式会社 bitFlyer Holdings」設立と株式移転のお知らせ
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