SECが運用会社ディレクシオンのビットコインETFの承認可否決定を9月に延期へ
SEC(米国証券取引委員会)は、アメリカの運用会社ディレクシオンが提出した5つのビットコインETFを承認するかどうかの決定を、9月まで延期することが明らかになりました。
ディレクシオンが提出しているビットコインETFのうち1つは、ビットコイン価格に合致するもので、残りの4つは仮想通貨の値動きに基づくものになっています。
「委員会は、提案されたルール変更を承認、もしくは非承認にする命令を発行するために、より長い期間を指定することが適切であると判断しています。したがって、2018年9月21日までに、SECは提案されたルール変更の承認、もしくは非承認を行います。」
また、SECはディレクシオンによって提案されたETFに関して、わずか2件のコメントしか受け取っていないことを付け加えています。
その一方で、VanEck社とSolidX社によって構築され、CBOEによって申請されたビットコインETFの提案については、現在仮想通貨コミュニティで議論されており、提案に対して100を超えるコメントが提出されています。
こちらの延期については言及されていないため、翌月早々に決定がでる可能性もあるとされています。CBOEのビットコインETF申請について詳しく知りたい方は、【世界有数のデリバティブ取引所、CBOEがビットコインETFを申請!】を参考にしてください。
また、そもそもビットコインETFとは何かということを知りたい方は、【ビットコインETFとは?上場承認はいつになるのかを分かりやすく解説!】を参考にしてください。
SEC Delays Decision on Asset Manager's Bitcoin ETFs Until September
参考記事はこちら