マルタで世界初のICCOが実施へ!
世界最大規模の取引量を誇るBinance(バイナンス)が移転したことあり、仮想通貨業界で大きな話題になったマルタで世界初のICCO(イニシャル・コンバーチブル・コイン・オファリング)が実施される予定になっています。
この世界初のICCOは、仮想通貨取引所Bittrex(ビットトレックス)などと提携しているパラディウム(Palladium)社が、7月25日からマルタで仮想通貨取引所の開設を目指して1億5000万ドル(約166億円)相当のトークンを販売する予定です。
ICCOは、基本的にはICOに似た資金調達方法ですが、異なる点として「投資家が保有しているトークンをのちに株式に変換できるオプションが付いています。今回パラディウム社が行うICCOでは、トークン販売から3年後にトークンを株式に変更することができます。
将来的に株式に転換可能なトークンであれば、投資家は、企業業績に応じて購入・売却を行うことが考えられるため、株式市場とより近いものになると考えられます。アメリカSECは証券性はICCOトークンを証券としてみなす可能性が高いと思われますが、今後ICCO関連の規制やガイドラインがどう制定されていくのか注目が必要ですね。
ただ一方で、市況影響だけで高騰と暴落を繰り返している各種仮想通貨と比べると、ICCOトークンの価値は、企業業績が大きな影響を持つことになるため、ボラティリティは小さくなる可能性が高いなどICCOトークンのメリットも考えられます。
現在実施されているICOについて知りたい方は、【2018年仮想通貨ICOおすすめランキング!注目案件を一覧で紹介!】を参考にしてください。
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